千趣会 月刊『COOK』

カタログ通販でお馴染み、千趣会の月刊『COOK』の表紙に目がとまり、パチリ。
月刊『COOK』は、1958年に創刊された料理カード付きの月刊誌です。

1955年、まだ戦後の暮らしに潤いの乏しかった頃、こけし人形の頒布を目的に(株)千趣会は設立されました。そこからオフィスの女性グループを対象にした頒布会事業が生まれ、その販売網を基盤としてに料理カード付き月刊誌「クック」で情報出版業への進出やタオルやハンカチ、下着など女性の心をとらえたオリジナル商品を開発。今で言うSPA(製造小売)をいち早く展開し事業を拡大しました。(千趣会HP「千趣会の歩み」より)

「千趣会」という会社名はそもそも「こけし千体趣味蒐集の会」からきているそうです。なるほど〜。

入荷している2冊のうち、昭和38年5月号(左下 通巻60号:スパイス特集)のクレジットには、カット 佐々木侃司の名があったり、鴨居羊子が文章を寄せていたり、ロード・ダンセニイのクック・ミステリー『二本のソース瓶』には、真鍋博のイラストがふんだんに使われていたりと、版形こそ小さいですが読みごたえ、見ごたえともに充実。

昭和37年10月号(右下 53号:コーヒー特集)にはクレジットが見当たりませんが、カットは同じく佐々木侃司のようです。
どちらの号にもハウスコショーの広告があり、「肉ア・ラ・カルト」シリーズなのでしょうか、誰の筆によるのかわからないのですが、版画のようなカットがいいのです。

いずれも残念ながら、料理カードは付いておりません。

 

別冊の『サラダ COOK BOOK』は、ちょっと時代が後になり昭和47年刊。

指導陣 飯田深雪、江上栄子、岡松喜代子、小川順、大原照子、川上のぶ子、尚道子、茂出木心護、山梨幹子、吉沢久子
装丁・レイアウト 篠崎三朗(イラストも)、太田徹也。

こちらは目次だけで8頁費やしています!