古書錆猫さんの一箱開店中です!(終了しました)

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古書錆猫さんの箱が設置されて2週間が過ぎました。毎年恒例の、一箱古本市「古書ほうろう賞」副賞ですが、こうして自分好みの箱が店に並ぶのは、やっぱりうれしいものです。しかも今回はご覧のような看板付きですから、ムーンライダーズ・ファンの端くれとしては、にんまりせずにはいられません。いつもとはちょっと毛色の違う本が、普段のほうろうより安く買えるとあって、お客さまの反応も上々。常連さんもついてきました。
並べられた本に目を移すと、ジャケ買いならぬ、題名買いをしてしまいそうな本が多いことに気づきます。たとえば『湯タンポにビールを入れて』『ニセ札つかいの手記』『月に住む女』『楽しい指人形劇のすべて』。こうして並べたときの感じは、錆猫さんが発行・配布している冊子『錆猫通信』の世界とも相通じるところがあり、その人となりが伝わってくるようです。辞書についての本がたくさんあることも頷けます。
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「せっかくなので、ぼくも一冊」と購入したのは、馬をめぐるアンソロジー『夢の蹄』(新宿書房)。「ザ・鈴木一誌」といった趣の造本のなかには、織田作之助の「競馬」から、芦原英了「私とサーカス」まで、洋の東西を問わずさまざまな作品が収められており、すべての見開きに載せられた多種多様な馬の図版も興を添えています。編者の一人「里舘ゆうじ」は、たぶん港の人の里舘さん。北村太郎が訳したディラン・トマスも入ってます。
あともちろん、ムーンライダーズ関連の本も並んでますよ。なかでも鈴木博文の『僕は走って灰になる』と『九番目の夢』は、ぼくにとってムーンライダーズのすべてのアルバムより大切なぐらいなので、この店で誰かの手に渡ればいいな、と願ってます。
古書錆猫 at 古書ほうろう、期間は一ヶ月なのでちょうど半ばを過ぎたあたり。補充・入れ替えもまだありますので、みなさまぜひお運びください。