「二村定一フェア」はじまりました(5月20日まで)

二村定一フェア今年に入って、二村定一の本とCDが立て続けに発売されました。毛利眞人さんによる伝記『沙漠に日が落ちて 二村定一伝』と、2枚のCD『私の青空 二村定一ジャズ・ソングス』と『街のSOS! 』。古書ほうろうでは、この機会にぜひたくさんの方に二村の唄を聴いていただきたいと思い、小さなフェアを開くことにしました。

昭和初期、エノケンとのコンビで浅草を沸かせた二村定一は、日本初のジャズシンガーでもありました。また、ジャズ以外にも、エロ・グロ・ナンセンスな歌も得意とし、数多くの録音を残しました。色川武大の読者なら、『怪しい来客簿』や『唄えば天国 ジャズソング』などでその名はご存知でしょうけど、「アラビアの唄」など限られた曲以外は聴いたことのない方も多いはず。フェア期間中は店内でもじゃんじゃんかけますので、ぜひ耳を傾けてみてください。

太平洋戦争前夜の1930年代は、二村定一に限らず、モダンなジャズソングが一世を風靡した時代でした。関連の本やCDも少しですが並べてみましたので、あわせてお楽しみください。たとえば「ディック・ミネって、こんなにかっこよかったのか!」なんて驚いていただけると、とてもうれしいです。

また、5月6日(日)には「旧安田邸の蓄音機で聴く、広瀬正の世界とその時代」と題して、SP盤を聴く会も開催します(選曲・解説:毛利眞人)。ご興味を持たれた方は、ぜひそちらへもお運びください。

フェアお知らせのページはこちら⇒

【新刊】
毛利眞人『沙漠に日が落ちて 二村定一伝』講談社 1,890円
毛利眞人『ニッポン・スウィングタイム』講談社 1,890円

【新品CD】
二村定一 街のSOS! 』 2,310円
私の青空 二村定一ジャズ・ソングス』 2,520円
『唄の世の中 岸井明ジャズ・ソングス』 3,780円
『ジャズを歌う 藤山一郎』 2,520円
『Empire of Jazz』ディック・ミネ 3,780円