ポエトリー・リーディング〈TKレビュー〉って?

 

 Double Takeshi Production Presents Poetry Reading Series vol.06
 
 Thousandth Kitchen Revue
 
 10月8日(月・祝)17:30 open / 18:00 start ¥1,000-

 

 

「こちらは詩人のカワグチタケシさんです。」

 

生まれて初めて出会った生身の詩人がカワグチタケシさんでした。

まだ表参道の地下にナディッフがあった頃、そこで開かれたパーティーで、

編集者の佐藤由美子さん(現在はカフェ・ラバンデリア店主も)に紹介されたのでした。

「はじめまして。」と、目の前にシャイでやさしそうな男性、

「詩人」と紹介される人がそこいらへんにいるなんて、当時の私には衝撃的過ぎて

「詩人」ではなくて「主人」の聴き間違えだったかしらと、

しばらくの間、曖昧な笑みを浮かべようすをうかがっていたのでした。

 

カワグチタケシさんが初めてうちの店で朗読会をしてくれたのは、2000年の秋「放浪する夕べ Spoken Word」でした。

ふだんはちょっと困ったような顔で笑い、控えめという印象だったカワグチさんの詩の朗読は、一転、

スピード感、高揚感があり、夜の街を疾走するようで、ドキドキしました。

 

カワグチさんと出会ってから、周囲には急速に詩人が増え、

小森岳史さん、豊原エスさんもその流れの中で出会ったのでした。

小森岳史さんは、カワグチさん、究極Q太郎さん、3人の詩のコンボで初登場。

2001年の秋、イニシャルから名前をつけた「3K」の3回目の朗読会ということで「3K3」。

 (日記が残っていました!⇒ 

みなの輪に混ざらず、棚から文庫を抜いてはそこに居場所をつくっている姿に好感を持ちました。「アムステルダム」の朗読が印象に残っています。

 

豊原エスさんが来てくれたのは、2005年の夏の終わり。

京都出身の小森くんが企画する「京都のイキのいい詩人の朗読を聞く会」の朗読会「京詩人東上ガル千駄木入ル」でした。
エスさんから初めての京番茶をもらいました。全力で駆け抜けるような一日でした。

 

「TKレビュー」は、カワグチタケシさん、小森岳史さんふたりのイニシャルがともに「TK」だから「TKレビュー」、ふたりがゲストを招いての朗読会です。

すでに告知をはじめていますが、来週10月8日の体育の日に、「TKレビュー」が開催されます。小森くんの朗読は久しぶりです。

シリーズとしては6回目、タイトルは「Thousandth KitchenRevue」です。

いつもタイトルがわかりづらいのですが(笑)、「T」と「K」ではじまる言葉をゲストに考えてもらうのだそうです。(ですよね?)

「TKレビュー」でほうろうに来てくれたのは、2007年の「TRAPPED KICKERS REVIEW」が最初だったでしょうか。ちょっと記憶があやふやですが。

2009年の秋は、岸田衿子さんへのトリビュート「Evergreen Knee-high Revue」でした。

 

最初の朗読会から干支がひと巡りしたのですね。ちょっとびっくり。

 

エスさんは会ってしゃべると、おっちゃん、おばはんキャラ(失礼!)だけど、

詩の世界では、彼女の中の無垢な少女が訴え、問いかけ、震えていると感じてきました。

最新詩集『WHITE FILM 2005-2011』では、柔らかな変化を感じます。ほうろう7年ぶりの朗読がたのしみです。

 

もうひと方、児玉あゆみさんは初お目見えです。「児玉あゆみさんの登場は衝撃的でした」(チラシ文) 期待が高まります。

 

来週月曜の体育の日に本番を控え、みなさんから詩が一篇ずつ届きました。

今晩から四夜にわたってご紹介します。

一夜目は小森岳史さんです。どうぞおたのしみに。

 

〈TKレビュー〉にむけて 第一夜 小森岳史 »
 
〈TKレビュー〉にむけて 第二夜 豊原エス »
 
〈TKレビュー〉にむけて 第三夜 カワグチタケシ »
 
〈TKレビュー〉にむけて 第四夜 児玉あゆみ »

 

(ミカコ)