- このイベントは終了しました。
大竹昭子のカタリココ/ゲスト:小山田浩子 11月11日(月)19時半
2019/11/11▶︎7:30 PM - 9:30 PM
¥1,800
小山田さんの小説と出会ってまず感じたのは、こんなに読みやすいのになぜかページは進まない、ということでした。それはおそらく目に映るものが細部まで濃密に描かれ立ちのぼってくるためで、さらにはほぼ改行のない文字の壁のような版面とも相まって、つねに圧迫感のようなものが横たわっているせいでしょう。でも、それこそが小山田作品の魅力。異界へのお膳立てとしても効いていて、昨年出た短篇集『庭』では、そのような特徴がより際立って感じられました。写真家でもある大竹さんがこの特異な文体にどのように迫るのか、楽しみにしています。(宮地)
ゲスト 小山田浩子(小説家)
ナビゲーター 大竹昭子(文筆家)
日時 2019年11月11日(月)19時半開演(19時開場)
入場料 1,800円
会場 古書ほうろう
ご予約 10月11日(金)13時 受付開始/定員30名
☎ 03-3824-3388 / mail:koshohoro●gmail.com (●→@)
小山田浩子(おやまだ・ひろこ) @holeandweasel
1983年広島県生れ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年『工場』で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で芥川賞受賞。他の著書に『庭』がある。広島東洋カープファン。
大竹昭子(おおたけ・あきこ) http://katarikoko.blog40.fc2.com
1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章と写真を同時にはじめる。小説作品に『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』、写真関係に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(共著)など。最新刊は『東京凸凹散歩 荷風にならって』。2007年にはじまったカタリココは年4回開催。また東日本大震災に「ことばのポトラック」をスタート、毎年春におこなっている。
下のフォームからもお申込みいただけます。
ご記入いただいたあと、いちばん下の送信をクリックしてください。
自動返信は設定しておりませんので、ご返信に1、2日いただく場合がございますが、
3日以上たっても返信がない場合はお手数ですが再度ご連絡ください。