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黒川創 × 新田樹「サハリンを撮る/描く」 3月31日(金)19時
2023/03/31▶︎7:00 PM - 9:00 PM
現在、当店で開催中の「新田樹写真展 Sakhalin 2010〜2018」のイベントが決まりました。先ごろ、図書出版みぎわから『世界を文学でどう描けるか』を刊行された黒川創さんとの対談です。黒川さんのこの最新刊は、2000年秋のサハリンへの旅と、そこで出会ったさまざまな人々との会話を、ロシアのウクライナ侵攻を機に思い起こし書かれたもので、実際読んでみると、新田さんの写真の背景にあるサハリンという地が、より重層的に立ち上がってきます。かの地のカレイスキーのおばあさんたちに寄り添い、その晩年の姿を撮影してきた新田さんとの対談は、ルーツの異なる多種多様な人々が暮らすサハリンという島を、より深く知るまたとない機会となるはずです。
コロナ以降、店内でのイベントを3年間お休みしてきましたが、写真展開催中にお二人のお話を伺う機会は二度とないと考え、急遽開催を決めました。以前に比べ定員は少なめですが、みなさまのご参加お待ちしています。
満席となりましたので、受付を終了いたしました。
日時 2023年3月31日(金) 19時開演(18時半開場)
出演 黒川創
新田樹
会場 古書ほうろう(東京都台東区池之端2-1-45-104 アクセス)
入場料 1500円(定員20名/要予約/オンライン配信なし)
店内ではマスクを着用のうえ、飲食もご遠慮ください(喫茶の営業もお休みです)
主催 図書出版みぎわ/古書ほうろう
【ご予約・お問合せ】
電話:03-3824-3388(古書ほうろう/月火定休)
メール:koshohoro●gmail.com(●→@)
*ご予約の際の件名は「3/31 黒川創・新田樹」で、
お名前・人数・当日連絡可能な電話番号をお書き添えください
*取材などのお問い合わせは、図書出版みぎわ・堀様へご連絡ください
(hori●tosho-migiwa.com[●→@]/090-9378-9120)
黒川創(くろかわ・そう)
1961年京都市生まれ。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。主な作品に、『もどろき』『暗殺者たち』『岩場の上から』『暗い林を抜けて』『ウィーン近郊』『旅する少年』『彼女のことを知っている』など。
新田樹(にった・たつる)
1967年生まれ。福島県出身。東京工芸大学工学部卒業後、麻布スタジオを経て半沢克夫氏に師事。1996年独立。主な個展として、2003年「SURUMA」(コニカプラザ)、2007年「樹木の相貌」(コニカミノルタプラザ)、2015年「サハリン」(ニコンサロン)、2018年「RUSSIA~CAUCASUS 1996-2006」(zakura)、2022年「続サハリン」(ニコンサロン)など。2023年、第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞を受賞。