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黒川創『暗い林を抜けて』刊行記念トークイベント(ゲスト:やなぎみわ) 3月8日(日)13時
2020/03/08▶︎1:00 PM - 3:00 PM
¥1500
『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞したばかりの作家、黒川創さんの最新長篇小説『暗い林を抜けて』をめぐって、黒川さんと美術家・演出家のやなぎみわさんのトークイベントを行います。死を含んで続いてゆく生と世界について、お二人に語っていただきます。
五十を前にして病を得た記者の三十年の歳月、そのままならない人生のほのかな輝き。――京都での学生時代、駆け出し記者だった頃の結婚、十年後の離婚、新たな家庭と四十を過ぎてはじめてもうけた一人息子、東日本大震災の激務を経ながら癌を患い、現役記者を続けて六年、いよいよ最後の日々が目前に近づいてくる――。
日時 2020年3月8日(日) 13時開演(12時開場)
出演 黒川創
やなぎみわ
会場 古書ほうろう(東京都台東区池之端2-1-45-104 アクセス)
入場料 1500円(定員30名/要予約)
予約・お問合せ
▪ 電話:03-3824-3388
▪ メール:koshohoro●gmail.com(●→@)
新型コロナウイルスへの感染予防として、通常より余裕ある座席配置とするため、予約の受付を締め切りました。
当日券の販売はありません。
黒川 創
1961年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。99年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年刊『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境〔完全版〕』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。おもな小説に『もどろき』『暗殺者たち』『岩場の上から』、評論に『きれいな風貌――西村伊作伝』、鶴見俊輔・加藤典洋との共著『日米交換船』など。
やなぎみわ
美術家・演出家。90年代前半より国内外で多くの展覧会を開催。2009年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家。2010年より舞台制作を行い、作・演出・美術を手掛ける。2014年からは台灣で製造した舞台トレーラーで野外公演(中上健次原作「日輪の翼」)を行っている。2019年には10年ぶりの個展が5都市の美術館に巡回、ハイナー・ミュラーの戯曲が複数の機械を用いて上演された。