ピアノの安保美希さんと、ヴァイオリンの藤田有希さんが、5年ぶりに演奏しにきてくださることになりました。

この間にお二人は「デュオ ウニケコ」を結成、今年1月にデビューアルバム『森はねむる』をリリースされました。「ウニケコ」とはフィンランド語で「ねぼすけ」の意味。フィンランドのシベリウス・アカデミーで共に学んだお二人が、北欧やバルト三国の音楽を研究することを目的としたユニットで、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会にて録音されたこのアルバムにも、そんな各国の様々な曲が収録されています。なかでも、いわゆるクラシックの曲だけでなく、かの地に伝わる民謡がいくつも紹介されているのが特徴で、初めて聴くそれらの調べは馴染みがないゆえ新鮮で、「ああ、この世界にはまだまだ知らない音楽がたくさんあるのだなあ」と、あらためて感じ入りました。今回の演奏会では、そういった曲も演奏いただきます。古本屋の営業もしながらの気の張らない集まりです。ぜひお気軽にお越しください。

日時　　2024年08月24日 (土) 19時開演 （1時間ほどの予定）

出演　　デュオ ウニケコ

　　　　　藤田有希（ヴァイオリン）

　　　　　安保美希（ピアノ）

会場　　古書ほうろう

入場料　無料（投げ銭歓迎）

プログラム

　　フィンランド民謡「言葉のない歌」
　　グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第２番第２楽章
　　アルヴェーン：森は眠る
　　グリーグ：白夜
　　フィンランド民謡：さあ さあ たばこを巻いて
　　ペッテション＝ベリエル：組曲op.15　他
 
 
デュオ ウニケコ
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ヴァイオリンの藤田有希、ピアノの安保美希からなるユニット。主に北欧・バルト三国の民謡から現代の音楽までを研究するアンサンブル。二人の出会いは、2012年、シベリウス・アカデミーにて。共に学んだ年月を経て、コロナ禍の2020年に結成。約8000キロ離れたフィンランドと日本でリモート録音したCD『北欧からの贈りもの』で注目を集める。器楽曲にとどまらず、歌曲や古くから親しまれてきた民謡をレパートリーに取り入れている。2024年、デビュー盤『森はねむる』をナミ・レコードよりリリース。