フランスの観光地図

お盆休みはゆっくり過ごされましたか?
千駄木は今年もやっぱり静かでした。お盆は閑だったんだよなぁ〜ということを毎年忘れてし通常営業してしまうのですが、それでもこの暑い中をお出掛けにならない方がわざわざ来てくださったり、お近くでない方が寄ってくださったりして、開けていてよかったなぁと思うのでした。
再び世の中は日常に戻っていくわけですが、まだまだ休みにしがみついていたい気もしますね。暑いですもん。
というわけでもないですが、1950年代のフランスの地図3枚を蔵出ししました。


一枚目はモンブランの麓リゾートとして有名なシャモニーの案内。刊行年の記載は見当たりませんが、表紙にJ.Fillacierとサインがあります。描き込まれたイラストがユーモラスで飽きません。中央には機関車がモンテンヴェールへ向けえんやこら登っていくのが見えたり、スキー場の名前はシュプールで描かれていたり。スキーヤーだけでなく、牛も見えます。ロープウェイで行く、エギーユ・デュ・ミディ駅もあります。
広げた状態 522mm × 214mm

 


コート・ダジュール(1952) 広げた状態 421mm × 225mm
 


イル・ド・フランス/ロワール(1953) 広げた状態 418mm × 227mm
 

2枚目と3枚目はどちらもS.N.C.F(フランス国鉄)が発行したものです。原画は水彩なのでしょうか。微妙なニュアンスが筆使いで表現されています。こんなふうに人の手で描かれた地図には、現実とはまた違う物語を感じることができますね。
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そうそう。フランスと鉄道で思い出しましたが、先日から配布しているフリーペーパー『おてもと』9号には、「山手線一週 フランス映画めぐり」という思いがけない企画が乗っていました。ちなみに古書ほうろう最寄りの西日暮里駅の映画は、ルイス・ブニュエルの「昼顔」でした。その理由は店頭の「おてもと」をご覧ください。

時計を見たら、2時間もあれこれ地図を眺め回していました!やばーい!