品出しからPickup」カテゴリーアーカイブ

山村浩二 マイブリッジの糸

山村浩二『マイブリッジの糸』フリップブック

アニメーション作家、山村浩二同名のアニメーションを世界初の四次元綴じフリップブックにしたてたもの。
片ページにコマ割りのイラスト、片ページにアニメーションの重要な要素となっているバッハの「蟹のカノン」の楽譜を入れ、それを四次製本で表と裏、双方向からパラパラみられるようにしたことで、より映画と連動させることが出来たそうです。

確かに、初めはどういうことかわからなかったのですが、見開き両面にイラストが描かれているということは、逆からパラパラしても同じページが開いてしまうはず。それがこの四次元綴じでは、表と裏、違う場面が双方向からパラパラアニメーションとして現れるのです。

何げなくみえる仕掛けなのですが、思いついた人はすごいと思う!

千趣会 月刊『COOK』

カタログ通販でお馴染み、千趣会の月刊『COOK』の表紙に目がとまり、パチリ。
月刊『COOK』は、1958年に創刊された料理カード付きの月刊誌です。

1955年、まだ戦後の暮らしに潤いの乏しかった頃、こけし人形の頒布を目的に(株)千趣会は設立されました。そこからオフィスの女性グループを対象にした頒布会事業が生まれ、その販売網を基盤としてに料理カード付き月刊誌「クック」で情報出版業への進出やタオルやハンカチ、下着など女性の心をとらえたオリジナル商品を開発。今で言うSPA(製造小売)をいち早く展開し事業を拡大しました。(千趣会HP「千趣会の歩み」より)

「千趣会」という会社名はそもそも「こけし千体趣味蒐集の会」からきているそうです。なるほど〜。 続きを読む

ライカのウインドウ

ライカマニュアルなどがまとめて入荷しましたので、ウインドウに飾りました。

一覧は品出し情報をご覧ください。

たぶんライカは触ったこともないと思いますが、写真機という物自体に美しさを感じます。

写真を見るのも好きですが、写真機の重さや、手に触れたときの温度、シャッター音、彫られたロゴ、ダイヤルをまわすときの手に伝わる微かな振動などに静かな興奮をおぼえるのは子どもの頃からで、なぜか生家にあったもう使い物にならないマミヤ16を今も持ち続けています。
ライカから話がそれてしまいましたが。(ミカコ)

 

Riccardo Morandi

Riccardo Morandi
リカルド(リッカルド)・モランディ(1902-1989)

THE WORKERS

THE WORKERS

せつだん 81面相

フィジカル・グラフィティ・ツアー せつだん81面相

レオナール・フジタ 絵と言葉展

レオナール・フジタ 絵と言葉展

1988年に目黒区美術館で開催されたレオナール・フジタ(藤田嗣治 1886-1968)の展覧会の図録です。
目録は2冊に分かれており、1冊目には親しかった駐日アメリカ軍人のフランク・シャーマン宛の絵入り書簡や美術学校時代の友人に宛てた絵葉書など、2冊目にはフジタの挿絵本52冊のデータと画像(モノクロ、一部カラー)などが掲載されています。
本展覧会の他、同時期開催のレオナール・フジタ展(日本庭園美術館)のチラシも挟まっていましたのでそのままお付けします。