日々録」カテゴリーアーカイブ

園子温監督の自作コピーチラシ

園子温監督の自作コピーチラシ

『自転車吐息』園子温監督自作コピーチラシ(全)
昨晩のこと。「パンフレット紙モノ大放出市」の値付けをしていたらこんなものが出てきました。1990年、中野武蔵野ホールでの『自転車吐息』公開にあたり、園子温監督が作ったコピーチラシ。「なんだこれは!」と訝しみながらもつい読んでしまう、そんな異様な迫力があります。(以下、画像クリックで拡大)
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「最近の日本映画の監督たちの自分の作品に対するオトシマエのつけ方がなっとらんので挑戦的な意味で、これを刷ります。」
『自転車吐息』園子温監督自作コピーチラシ(部分/口上)
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「名古屋で昨年、4日間だけ劇場で公開しましたところ、それだけで、89年のベスト5に進出しました。」
『自転車吐息』園子温監督自作コピーチラシ(部分/名古屋シネマテーク)
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では園監督はいつこのチラシをを撒いていたかというと、たぶん1990年の2〜3月のこと。なぜなら、その頃中野武蔵野ホールでロードショー公開されていた韓国映画『馬鹿宣言』『暗闇の子供たち』のパンフレットに挟まれていたからで、おそらくは劇場の前で日ごと出待ちをして配ったのでしょうね。園監督が『自転車吐息』の告知のために遂行したチラシ作戦(とその成果)のことは、以前買い取った『非道に生きる』でちらっと読んだ憶えがありますが、こうしてその痕跡を実際に目にすると、やはり頭が下がります。ご興味のある方は、ぜひご来場のうえ手に取ってみてください。

  『馬鹿宣言/暗闇の子供たち』チラシ  『自転車吐息』仮チラシ?

それにしても、中野武蔵野ホール、懐かしいです。あの路地周辺のちょっといかがわしい感じと、すぐそばにあったジャズ喫茶「ビアズレー」のパラゴンが、目の前に浮かんできました。

「小坂忠、古書ほうろうで歌う Vol.2」アルバム

2014年4月4日に開催したライブ、「小坂忠、古書ほうろうで歌う Vol.2」の写真です。

忠さんが「夢」を見続けることを思い出させてくれました。
西海さんのコーラスを聴き、震災直後の関口直人さんとのライブで全員で分ち合ったあのかけがえのない時間が甦ってきました。

セットリスト
小坂 忠(Vo/G)
西海 孝(G/Cho)

  1. People get ready
  2. 夢のつづき
  3. He comes with glory
  4. How sweet it is
  5. ひとりじゃないから
  6. 向きを変えて
  7. やり直せばいい
  8. 明日になれば
  9. 出会いの歌
  10. 〜 休憩 〜

  11. 機関車
  12. ほうろう
  13. 一冊の本があれば(CMソング)
  14. Hot or cold
  15. Birthday
  16. I believe in you
  17. What a wonderful world
  18. しらけちまうぜ
  • アンコール Hound dog
  • アンコール さよならカラー

古い洋画のパンフレット ジャック・ドゥミの「淫乱の罪」のことなど

古い洋画のパンフレット ジャック・ドゥミの「淫乱の罪」のことなど


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谷根千〈記憶の蔵〉で、4月19日(土)に開催する「パンフレット紙モノ大放出市」。連日その準備に大わらわですが、定休日の昨日は、そのなかから1950〜60年代の洋画パンフレット約200冊に値付けをしました。たとえばこんなラインナップ。日比谷映画街華やかなりし頃の雰囲気が伝わってきます。

個人的にうれしかったのは、1963年に有楽座で公開されたフランスのオムニバス映画『新・七つの大罪』。ジャック・ドゥミが日本で初めて紹介されたのは、このなかの「淫乱の罪」だったのだなあと、植草甚一の解説「あたらしいオムニバス映画のつくられかた」を読んで再認識しました。

以下、引用します。

 このオムニバス映画を見にいったとき、なによりも楽しみになっていたのは、ヌーベル・バーグとして騒がれた、フランスの若くて頭のいい監督たちが、どんな演出をみせてくれているかという興味でしたが、タイトルがうつったとき、こいつは凄いなあ、とおもったのは、フランス文壇や演劇界の第一線にたって現在活躍している人たちが、シナリオを書いていることでした。

(中略)

 第四話の「淫乱の罪」は、これまた初紹介される新人監督ジャック・ドミーの演出になるもので、まだ三十一才の若手ですが、最近つくった恋愛映画「ローラ」で、たいへんな話題になりました。これも輸入されるだろうと思いますが、この「淫乱の罪」では、フランス文壇の大物であるロジェ・ペールフィットが、はじめてシナリオに手をそめていることに注意がむかいます。

植草さんが「輸入されるだろう」と書いている『ローラ』が、ようやく日本で公開されたのは1992年のこと。そのあたりの経緯については、昨年のフランス映画祭でのトークショーで秦早穂子さんが語ってらっしゃるので、未読の方はぜひ。
http://cineref.com/festival/2013/07/-lola-2013.html

『新・七つの大罪』より「淫乱の罪」

よしいいくえモビールワークショップと一日個展 アルバム

2月7日に開催した、よしいいくえさんのモビールワークショップと一日個展&やないけいライブを一日撮影してくださった山田しげるさんから写真とムービーが届きました!

千駄木山道灌山ハテ狩りウォーク+音のサイハテトークの報告

サイハテ学会を主宰されている写真家・中里和人さんと、文筆家・中野純さんをお招きしての生活圏内サイハテ狩り
私は時間の都合で千駄木山だけになってしまいましたが、サイハテ狩りウォークに同行しました。
古書ほうろう脇の狸坂からスタート。まもなく日の入りという時間帯に20名以上の大人がゾロゾロと登ります。頂上で振り返ると、十三夜のお月さまが西の上空に浮かんでいました。
中野さんから、月の入り時刻や月齢、そして狸坂にあやかっての狸囃子の説明をうかがってから、公園の遊具を使ってトントンカンカン狸囃子。
住宅街の路地に入ると、いきなり、中里中野コンビが何かの蓋を開けてしまったとしか思えない、コンクリや、鉄製のピッチが微妙に規格外な印象の外階段が膝を突き合わせている三叉路が出現。新築中の一画は、玄関に向かうアプローチが基礎の盛り土階段という、この週末しか遭遇できなかったであろう物件でした。
しかもこの近辺の路地はたいてい制覇しているつもりでしたが、一筋違いでそこだけ未踏だったという…。もう初っぱなから、狐(狸?)につままれたみたいで、とても近所を歩いているとは思えない状態に突入してしまいました。
そのあとの千駄木山の足どりだけ簡単に。半床庵の路地を入り、大給坂から保険所通り、中條家の門柱跡を入って、高村光雲・豊周遺宅を通り過ぎ、路地づたいに建物にも生活にも密着したゴムの木物件や満足稲荷。ふたたび保健所通りへ戻り、須藤公園の上から千駄木の山を下りました。
このお二人のナビゲートなので期待に打ち震えていたわけですが、角を曲がるたび、いつもの町がこんなにもバックリ口を開けて違う風景を見せてくれるとは、いやはや驚きでした。

そのあとご一行は谷中ぎんざを抜けて道灌山登り。諏訪神社などを歩いた模様。
店に戻ってからは、スクリーンに写真を投影したり、サイハテ音源、例えば古い蛍光灯のスイッチを入れてから点灯するまでのパチパチ音や、強風で五重塔の風鐸が鳴る音、読経や、参加者の方からの世界堂の立体駐車場の音など、意外なところに潜む聴覚で感じるサイハテ感(キキハテ)を堪能しました。(ミカコ)

初売り1割引セール開催中!1/4(土)& 5(日)

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あけましておめでとうございます。

今日、明日の2日間、1月4日(土)、5日(日)は、
古本全品1割引きの初売りセールを開催中です。

今年もみなさまのご来店を心よりお待ちしております!

本年も誠にありがとうございました。

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2013年もどうにか終えることができました。
ご来店くださったみなさま、お世話になったみなさま、心より感謝申し上げます。

新年は、1月4日(土)& 5日(日)の初売りセールでスタートします!
http://www.yanesen.net/horo/

みなさまにもほうろうにもよき新年となりますように。