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大竹昭子のカタリココ/ゲスト:長嶋有 9月29日(金)19時半
2017/09/29▶︎7:30 PM - 9:30 PM
¥1500
とある木賃アパートの「変な間取り」の一室と、そこでの半世紀十三世帯の暮らしを描いた、長嶋有さんの『三の隣は五号室』。こんな切り口があったとは! という驚きとともに浮かび上がってくるのは、過去に自分が住んだ部屋の様々な細部と、もはや忘れていたような情景の数々。読後もじわじわと余韻が続き、大切な一冊となりました。『間取りと妄想』が大評判の大竹さんとの対談、とても楽しみです。(宮地)
ゲスト:長嶋有(小説家)
ナビゲーター:大竹昭子(文筆家)
日時:9月29日(金)19時開場/19時30分開演
会場:古書ほうろう
東京都文京区千駄木3‐25‐5 アクセス
03-3824-3388
ご予約:8月29日(火)13時より受付開始いたします/定員40名
定員に達したため予約の受付を締め切りました(9月12日)
長嶋有(ながしま・ゆう) http://yu-and-bk.com/nagashima/
1972年生まれ。小説家。『サイドカーに犬』で文學界新人賞、『猛スピードで母は』で芥川賞、『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞を受賞。近作に『フキンシンちゃん』、句集『春のお辞儀』がある。最新作『三の隣は五号室』で昨年の谷崎潤一郎賞を受賞。狩撫麻礼ファン。
大竹昭子(おおたけ・あきこ) http://katarikoko.blog40.fc2.com
文筆家。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。本年度は、自作の間取り図とそこから生まれた物語13篇を収めた最新刊『間取りと妄想』が評判に。また写真関係では、森山大道の写真と内田美紗の俳句をセレクト・編集して写真句集『鉄砲百合の射程距離』を作るなど、視点のユニークさが耳目を集めている。<カタリココ>のほか、東日本大震災の直後から<ことばのポトラック>をスタート、毎年春に開催している。『図鑑少年』『随時見学可』『鼠京トーキョー』『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(共著)など、著書多数。