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『サルガン&サルガン 父と息子のタンゴ』上映会 2020年2月16日(日)14時&18時
2020/02/16
¥1500
アルゼンチン・タンゴの偉大なるピアニスト、オラシオ・サルガンのドキュメンタリー映画『SALGÁN & SALGÁN』の上映会を開催します。2016年に100歳で亡くなったマエストロの晩年を追った作品で、日本ではこれまで福岡と名古屋で上映会が開催されましたが、東京ではこれが初公開。タンゴ・ファンはもちろん、音楽を愛するたくさんの方にご覧いただきたいです。当日は、音楽研究家の西村秀人さんをお迎えして、サルガンの生涯とその音楽についてのレクチャーもお聞きいただきます。
日にち 2020年2月16日(日)
時間 1回目 14時開演(13時開場) 満席
2回目 18時開演(17時開場) 満席
(各回とも、上映前にレクチャーあり/本編83分)
出演 西村秀人(名古屋大学大学院准教授・ラテンアメリカ研究)
会場 古書ほうろう(東京都台東区池之端2-1-45-104 アクセス)
入場料 1500円(各回定員30名/要予約)
定員に達したため、ご予約の受付を締め切りました
協力 PaPiTaMuSiCa
後援 アルゼンチン大使館
お問合せ
▪ 電話:03-3824-3388
▪ メール:koshohoro●gmail.com(●→@)
キャンセル待ちをご希望の方は、お電話にてご連絡ください
『SALGÁN & SALGÁN』(Director:Caroline Neal)
2014年 アルゼンチン 83分
(字幕協力:特定非営利活動法人ティエンポ・イベロアメリカーノ)
キャロライン・ニール監督インタビュー(聞き手:西村秀人)
3年前、『三ツ沢通信』の付録CDに収録されていた1960年のキンテート・レアルをきっかけに、オラシオ・サルガンにハマりました。演者一人一人の名人芸もさることながら、火の玉のようなバンドの一体感に「これはなんだ!」と。そして、全体を統べるサルガンとはどういう音楽家なのかと、その音源を入手しては聴く毎日が始まりました。最初に惹かれたのは、ウバルト・デ・リオのギターとの滋味深いデュオ。そして、しばらくして1957年のアンタール・テレフンケン盤に出会いました。バスクラリネットを加えたオルケスタが独特のハーモニーを奏でる全8曲。すべてサルガンのオリジナルのように聞こえますが、いくつかの曲はタンゴの古典で、それをきっかけに、ぼくはさらに深くタンゴに溺れていくことになります(詳しくはこちらを)。
今回の上映会は、そんなタンゴにどっぷり浸かった3年間の、自分なりの集大成として企画しました。協力をお申し出くださった谷本雅世さんと西村秀人さんに、心から感謝しています。(古書ほうろう 宮地健太郎)