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山田真歩×磯田健一郎トーク「映画と本について話そう」3月25日(土)18時〜
2017/03/25▶︎6:00 PM - 7:30 PM
¥1,0003月25日(土)、「沖縄、シマで音楽映画『島々清しゃ』ができるまで」の刊行を記念いたしまして、
著者の磯田健一郎さんと、映画『島々清しゃ』に出演された女優の山田真歩さんの
トークイベントを開催いたします。
山田さんと磯田さんは2013年の映画『楽隊のうさぎ』(磯田さんは音楽監督)に続いて、
現在公開中の映画『島々清しゃ』でもご一緒されました。
(本書『沖縄、シマで音楽映画』にも山田さんとのエピソードも)
場所は千駄木の「古書ほうろう」さん。
山田真歩さんの雰囲気にもぴったりのお店で、これまでもいろいろなお話をされてきたというお二人に、
映画について、そしてせっかく本に囲まれた場所でのお話しなので「本」についてもお話しいただきます。
(編集室屋上 林さやか)
日時 2017年3月25日(土)18:00~
出演 磯田健一郎 山田真歩
入場料 1,000円
会場 古書ほうろう
当日券あり
ご予約 古書ほうろうまで ☎ 03-3824-3388 / mail:horo●yanesen.net (●→@)
ご予約の際の件名は「3/25 沖縄、シマで音楽映画」で。(お名前、人数、当日ご連絡できる電話番号をお書き添えください。)
下までスクロールしていただくと、お申し込みフォームもございます。そちらからもお申し込みいただけます。
「沖縄、シマで音楽映画『島々清しゃ』ができるまで」の刊行を記念して磯田健一郎さんのトークイベントの会場を探しています、と刊行元の編集室屋上の林さやかさんから今年の初めに打診をいただき、本を開きました。
“そうだ、遺作を作ろう”
碧く澄んだ波打際に並ぶ少女たちの後ろ姿をとらえた写真が配された眩しく印象的な表紙とは裏腹に、いきなり崖っぷち感満載、壮絶な体調ではじまるザ・メイキング・オブ・『島々清しゃ』。
若い頃からブルドーザーのように仕事をこなしてきた著者は、ある日突然倒れ、吐血し、これまでの人生でやり残したことをしようと決意します。
“ああ、あれだ。あれをやっていない。
黒澤明の『夢』の最後、葬送の楽隊が出てくる。あのもっと輝かしいものを、ぼくはいつか沖縄でやりたいと思っていた。ぼくにとってとても大事な場所である沖縄で。
まっすぐに照りつける、強烈な紫外線。その太陽光をギラギラと反射させる金管楽器群。透明度の高い海のすぐそばで、それを撮りたい。映画のワンシーンとして。”(本文より)
これまで『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』『恋しくて』『ブラブラバンバン』『楽隊のうさぎ』など映画の音楽監督をつとめた著者が、初めて脚本を書き上げた『島々清しゃ』。その完成までが記録されたのが本著です。
頁を捲るごとにわたしも自分の記憶の中の沖縄を辿り、じりじりと照りつける陽射しの重みが蘇り、ロケ地となった慶留間島、に(は、行ったことがないけど)、懐かしさが込み上げ、子役のオーディションにハラハラし、初めて楽器を手にした生徒たちの練習に固唾を飲み、ときにスタッフの方たちと凄まじい台風に吹き飛ばされそうになりながら、タイトなスケジュールを時間と闘っていました。端々に、島の人々、魂に心を尽くす著者を感じながら。
25日のトークイベントは、『島々清しゃ』主人公の母親役、そして『楽隊のうさぎ』でも音楽監督の磯田さんと一緒だった山田真歩さんがお越しくださることになりました。
監督にとっての沖縄、音楽、そして出版社にお勤めだったこともある山田真歩さんと本のこと、音楽と映画の関係、体調のこと、さて、どんなお話をお聞きできるのでしょうか⁉︎
ご来場をお待ちしております!
(宮地美華子)
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