『サントリークォータリー』1981年11号〜82年別冊2を経て、83年15号まで6冊をバラで。表紙・本文イラストレーション 松永謙一、デザイン・レイアウト 山口英之。
14号の編集後記には、「この度、私ことKは(会社の方針で)、当社の系列出版社・TBSブリタニカ(本社=東京都千代田区三番町、会長=佐治敬三、社長=吉田稔、資本金十億円)へ出向いたすことになりました。」(K=小玉武)とあり、同じく15号には「この号から発行がサントリー、編集がTBSブリタニカになりました。」とある。松永謙一、山口英之ともに人事は据え置きだが、裏表紙に広告が入るようになりイラストのタッチに変化が見られる。
インタビューの顔ぶれは、松本清張、中村雄二郎、奈良岡朋子、寺山修司、宮尾登美子、寺田透、田村隆一。執筆陣は、11号に新橋遊吉、12号に後藤明生、13号に小林信彦、14号に村上春樹、別冊2に安井かずみ、13、15号に海野弘、同じく15号には川本恵子などの名前を目次に見つけた。