ふた月に一度くらいのペースでギターと歌の投げ銭ライブ「サウダージな夜」を開いていただいてる吉上恭太さんの2枚目のアルバムができました。
谷口雄、吉村類をプロデューサーに迎え、現場のたのしそうな雰囲気が一音一音から伝わってきます。レコーディングには、谷口さんのほか、渡瀬賢吾、竹川悟史、北山ゆう子、並木万実、増村和彦、松村拓海、影山朋子と、サウダージのゲストとしてほうろうでライブをしてくださったミュージシャンの方たちも参加していて、みなさんの演奏が超かっこよく、それでいてとても優しくじんわり身体に浸透してきます。毎日聴いていますが、その日によって、耳にすぅっと入ってくる、好きだな、と思う曲が違います。そのときの気分に寄り添ってくれる感じがします。ちなみに今日は、「犬の瞳が月より冴えたら」にぐっときました。
ジャケットのイラストは山川直人さん。あぁ東京の空だなぁと思います。建物たちがそれぞれに生き物みたいで、その建物に切り取られた空はいびつだけど、見上げるとずっと遠くの外国にも繋がっていいるんだと思える。
いつまでも続く余韻を感じさせるシックな装いは、すごく恭太さんぽい。板谷成雄さんのしごとです。さすが!
そしてリリース記念に作られた冊子『ある日の背中』を鶯じろ吉さんからお預かりしました。アルバムをお買上げの方に進呈させていただきます!じろ吉さん作る詞の背景が、体温を保ったまま伝わってきます。(ブックレットの配布は終了しています。)
吉上恭太 「ある日の続き」
¥2,300+税
SHINOBUPHON RECORDS SBP1002
- 僕が生きるに必要なもの
- かもつせん
- 犬の瞳が月より冴えたら
- ホーボーだって深海魚の夢を見る
- ieji
- One Day 〜或ル日ノ続キ
- ほしどろぼう
- 十一月の寓話
- ごはんの湯気で泣くかもしれない
- 涙
1〜9 [作詞]鶯じろ吉 [作曲]吉上恭太, 10[詩]菅原克己 [作曲]吉上恭太
[録音エンジニア]馬場友美 [マスタリング]原真人
[カバー・ブックレットイラスト]山川直人(山川直人さんブログ 地球の生活 2017年08月14日 吉上恭太CD『ある日の続き』)
[写真]鶯じろ吉, とも吉
[デザイン]板谷成雄
来週、8月28日(月)にCDの発売をお祝いして、イラストの山川直人さん、そして新刊『町を歩いて本のなかへ』の装画をはやり山川直人さんに描いてもらった南陀楼綾繁さん、吉上恭太さんの3人のトークショーを開きます。多くのお運びお待ちしてます。
お申し込み、詳細はこちら→ 『東京で語ること、歌うこと、描くこと』
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