SNSを開くと、幼い子が恐怖に震えている。血を流している。硬直したわが子を抱きかかえて慟哭する若い親。いま自分が珈琲を飲んでいるこの瞬間にも封鎖されたなかを逃げ惑い、理不尽な攻撃に晒されている方たちがいる。
虐殺が起きている。
2月5日、シビックセンターへ請願書を提出しに行ってきました。
→文京区「傍聴、請願・陳情」
「パレスチナ全域での即時停戦と早期に平和の実現を求める請願」
- イスラエル、ハマス双方に対し、拘束している人びと全員の即時解放を求め、はたらきかけること。
- イスラエル及びハマスを軍事支援している国に対し即時支援停止をはたらきかけること。
- 一刻も早い人道支援とパレスチナの平和実現にむけて、UNRWAへの資金拠出を継続するとともに、イスラエル政府の侵攻を終結させるため、あらゆる手段を講ずること。
- 国際司法裁判所(ICJ)における南アフリカの提訴に賛同すること。
上記の4項目を政府にはたらきかけることを文京区議会に求めました。
全文PDFはこちらから
イスラエル政府によるパレスチナ人虐殺に反対することは、反ユダヤ主義ではありません。
わざわざこんなことを書くのは、パレスチナに連帯したことで職場から追放されるという信じがたい捻じ曲げが「先進国」のなかでおきているからです。
ユダヤの人びとが迫害され大変な目に遭ってきたことに乗じて、パレスチナの地を独占しようと扇動し、その地に暮らす人びとの土地を、家を、自由を、命を奪い、民族の殲滅という狂暴な思想を掲げている人たちと、そうさせた、それを許してきた国々にNOを訴え、パレスチナの解放を求めるためです。
民族浄化思想に洗脳された若い兵士たちもまた、イスラエル政府とそれを黙認する日本を含む「先進国」という名の植民地主義の国々の醜いエゴの犠牲者ではないか、とわたしたちは考えます。
まだ陳情も請願も区別がつかなかった昨年12月、議員になる前から知り合いだった浅田やすお区議に相談したところ、内容的に総務区民委員会にかけられることになるが、次回は2月29日とのことで、そのタイミングでは陳情書(各議員に配布される)、年が明けてから本会議に向けて請願書の準備をしたらどうかとのアドバイスをいただいたため、この時期の提出となりました。
当日の日記はこちら。
ほかにもパレスチナに関する請願が提出されていると聞き心強く思いました。
議会に提出されているすべての請願文書はこちらから
パレスチナ、イスラエル問題は国政の管轄でしょうが、地方自治体は一番身近なかかりつけ医みたいな存在と考えてみると、体調がおかしいときにまずかかりつけ医に駆け込み、症状によって大病院に継ないでいただくように、行政のなかで一番身近な自治体に、不安や疑問を訴えかけるのもひとつの方法だと思い至りました。
そして不安や危機感を訴える声が多ければ多いほど、無視できなくなってくると信じたいです。
・ガザへ一刻も早い人道支援
・即時停戦を
・虐殺を止めてください
・UNRWAへ拠出金継続を
など、求めたいことをぜひ届けてください。
【文京区議会宛意見フォーム】
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kusejoho/profile/sosiki-busyo/kugikai/toiawase.html
返信を希望しなければ、個人情報の記入不要です。
【議員全34名一覧(メールアドレスあり)】
https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0293/7431/2023122811720.pdf
2024年2月29日(木) 総務区民委員会
当日、シビックセンター23階で受付すれば、先着25名までどなたでも傍聴できるそうです。
(請願の審議は午後からだそうです。これまで定員に達したことはないそうなので、朝一番に受付しなくても大丈夫だと思います。)
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kugikai/boucho2.html
平日の午後ですが、お時間ある方はぜひご一緒してください!