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水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』(2017)と、『総集編』(2018) お取り扱いしてます。

“横浜寿町 野戦攻城!
日雇労働者の四つ辻に藝能の宿神が転生し、
この世のような夢三部作の最終未完成版を乱舞する!
蟬時雨鳴り止まぬ太陽の季節に、
港町が娯楽の殿堂に変貌する
一大ページェント顕現!!”


2017年9月、横浜トリエンナーレのプログラムのひとつとして、横浜寿町で水族館劇場のテント芝居「もうひとつのこの世のような夢 最終未完成版」が打たれました。
ドヤ街のど真ん中、日々変貌し続けた〈盗賊たちのるなぱあく〉には、街の住人と、一見客が入り混じり、「アート」作品が野ざらしで展示されていました。
“アウト・オブ・トリエンナーレ”を標榜し、トリエンナーレの内側から「アート」とは何なのか、疑問を体現した水族館劇場。

白昼夢のように現れ、消えていった巨大廢園。
この公演を後の世に残すための2冊です。

 

青は公演に先駆け、黄色はすべてを終えて編まれた総集編です。

各 1,300円+税 2冊一緒にお買い上げの場合は、2,000円+税
発行:水族館劇場
編集:羽鳥書店

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水族館劇場『横浜寿町公演 FishBone 特別編集号』(2017)

道窮まり命乖くも  桃山 邑
どっこい人間節の街 ── 老いていくことの意味  野本三吉
寿町でブルースを  二見 彰
黒い翁(サトゥルヌス)の子供たち ──トリエンナーレを地底から撃つために  田中 純
序破急ならぬ、破序急、そして転々々……旅は続く  淺野幸彦
藝能の根源から  安田 登
地霊と共に生まれ変わる「この丗の夢」  大島幹雄
江戸文化のからくり  田中優子
天幕芝居の原像  翠 羅臼
桃山讃江  内堀 弘
観劇記 ── 水族館劇場「この丗のような夢・全」への返歌  三枝明夫
雑感 水族館劇場と写真家・鈴木 清 ── 夢と現のマージナル  鈴木 光
一九八七年、その頃ぼくは何をしていただろう  那須太一
寿の空をヒラヒラと  秋浜 立
誰のための芸術?  毛利嘉孝
水族館劇場が、地域アートに齎すかもしれないもの  藤田直哉
水族館劇場さんとの関わり  岡本光博
一夏の「幻」を捉えるために。  居原田 遥
楽日、寿町に行ってみよう(かな) 高山 宏
思ふ行くへの …… 。  中原蒼二
編集後記にかえて  矢吹有鼓

 

水族館劇場『横浜寿町公演 【総集編 2018】FishBone 特別編集号』

みえない境界からあふれでるように叫びとささやきが呼んでいる  桃山 邑
世の終わり 近づきくればいつの日か おれたちの出番くると知りそめ  野本三吉
とある実録・寿町  千代次
水族館劇場の寿町公演を観て  村田由夫
寄せ場寿町の夏  小林直樹
水族館劇場の芝居  佐藤眞理子
二〇一七年夏、横浜寿町に異変がおきた!  長澤浩一
「寿には娯楽がない」という  近藤 昇
今年の寿町夏祭り、何故いつもの場所でやらないんだろう?  石井淳一
盜賊たちの思い出のるなぱあく  癸生川 栄
月明かりに立って  相澤虎之助
るなぱあく古書街  宮地美華子
ゴドー達の街へ  津田三朗
あてにしないで待て もうひとつふたつの夢 この丗のような白昼夢(るなぱあく)  椹木野衣
「この丗のような夢」@寿町  逢坂恵理子
島と星座とガラパゴスと水族館劇場──「この丗のような夢 寿最終未完成版」公演顛末記  庄司尚子
台風への備え  野口敦子
水族館劇場の美学――「関係性の美学」でも「敵対性の美学」でもなく  藤田直哉
「水」の奇跡  毛利嘉孝
新生果実  村井良子
水族館劇場へようこそ  桑田光平
ジャズと演歌と桃山邑  佐藤良明
黒い翁  安藤礼二
孤独な熾火たちのために──「盜賊たちのるなぱあく」の名残  田中 純
鈴木清『天幕の街』より

 
総集編に、「るなぱあく古書街」を寄稿しました。

本日の品出し 2017年07月23日(日)

タイトル 著者 出版社 税抜き価格 状態、他
新刊
町を歩いて本のなかへ

南陀楼綾繁 原書房 2,400 2017年5月
カバーイラスト 山川直人
ブックデザイン 小沼宏之
新刊
ギンズバーグが教えてくれたこと
詩で政治を考える


ヤリタミサコ トランジスタ・プレス 1,600 2016年9月
ブックデザイン
BULAN GRAPHIC
新刊
黄昏おっさんWalker
デウスエクスマキな食堂16年夏号

特集 谷根千周辺 山本晋 750 2016年8月
新刊
文藝誌 園
創刊号

文藝誌「園」編集部 800 2017年7月
デザイン・題字
江原茗一
新刊
はとり文庫 005
〈淫靡さ〉について
工藤庸子編『論集 蓮實重彦』副読本

工藤庸子×蓮實重彦 羽鳥書店 1,300 2017年7月
羽鳥書店の書籍は幅広くお取り扱いしています。
店頭にないものもお取り寄せできますので、お気軽にお訊ねください。
新刊
ラテンアメリカをテーマに起業するというリアル
独自の道を生きる22の声

金安顕一 編著 中南米マガジン 1,600 2017年7月
ブックデザイン 吉永昌生
新刊
創作
1973年10月〜1975年7月

1,600
新刊
て、わたし
第2号

ともに生きるための言葉 山口勲 900 2017年7月
装丁 浩子
1号もございます。
新譜
こころがわり
北の女の物語

カトウさん Sagami Record 500 2017年
新刊
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栗鼠夏号

三ツ沢通信編集部 円盤 1,000 2017年7月
今号は宮地もちょこっと寄稿させていただいてます。
新刊
フラワーズ・カンフー

小津夜景 ふらんす堂 2,000 2016年10月
装幀 和兎