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風穴 立花文穂 カタログ

風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから
国立国際美術館 2011 図録

編集とデザイン 立花文穂

出品作家
プレイ/アラャー・ラートチャンルーンスック/ディン・Q・レー/立花文穂/島袋道浩/邱志傑/木村友紀/ヤン・ヘギュ/contact Gonzo

経年変化をもたのしめる展覧会カタログです。
7折分の紙束がバサッとそのまま重ねられていて、綴じがないどころか、周囲には印刷されたトンボがあり、裁ち落としもされていない、製作の途中段階を見ているような造りです。それでいて、不揃いのまま飛び出したページの端は擦れて傷んだり、折り目は紙が弱くなり破れはじめたりしています。古本屋の平坦な目で見れば、ヤケ、傷み多というところですが、一冊一冊の置かれた環境が色付ける個性が、時がたつほどにそれぞれ際立っていく。どこまでも完成形のない、デザイナーの手を離れて育ち続ける作品なのかもしれません。

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out of print Guy Schraenen

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out of print An archive as artistic consept

Guy Schraenen
Neues Museum Weserburg Bremen 2001

 

 

 

 

 

 

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レオナール・フジタ 絵と言葉展

レオナール・フジタ 絵と言葉展

1988年に目黒区美術館で開催されたレオナール・フジタ(藤田嗣治 1886-1968)の展覧会の図録です。
目録は2冊に分かれており、1冊目には親しかった駐日アメリカ軍人のフランク・シャーマン宛の絵入り書簡や美術学校時代の友人に宛てた絵葉書など、2冊目にはフジタの挿絵本52冊のデータと画像(モノクロ、一部カラー)などが掲載されています。
本展覧会の他、同時期開催のレオナール・フジタ展(日本庭園美術館)のチラシも挟まっていましたのでそのままお付けします。

 

アンテスとカチーナ人形

アンテスとカチーナ人形
図録
デザイン 馬面俊之
2004 美術館連絡協議会 発行

ホピ族が信仰する目に見えない精霊たち、カチーナ。そのスピリット(霊)を体現する「ティトゥ」。「ティトゥ」とは「人形」と同時に「子供」を意味するのだそうです。 続きを読む