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本日の品出し 2014年04月12日(土)

本日の品出し 2014年04月12日(土)

タイトル 著者 出版社 税抜き価格 状態、他
マンダラ
西チベットの仏教美術
図像編・解説編二冊組

201404127211
写真 加藤敬
解説 松長有慶
構成・造本 杉浦康平
毎日新聞社 18,000 昭和56年 初版 二重函
内函シミあり
外函汚れ傷み

201404127212
文字の宇宙
写研創業60年記念出版
企画・構成
:写研+杉浦康平
写研 12,000 1985年 初版 二重函
外函留めシール切れ
解説 松岡正剛
ブックデザイン 谷村彰彦
明るい箱

『明るい箱』(装幀:稲川方人)
朝吹亮二 思潮社 2,000 1994年 初版
カバーイタミ汚れ
装幀:稲川方人
扉に署名入り

朝吹亮二 署名(『明るい箱』扉)
キンディッシュ

『キンディッシュ』(装画:鳩山郁子/装幀:安達義寛)
阿部日奈子 書肆山田 1,200 2012年 初版 帯
装画:鳩山郁子
装幀:安達義寛
二十一世紀前夜祭 大西巨人 光文社 1,000 2000年 初版 帯
安寿
お岩木様一代記奇譚
坂口昌明 ぶねうま舎 1,500 2012年 初版 帯
《魔笛》の神話学  〃  〃 1,500 2013年 初版 帯
アタラント号

『アタラント号』
監督
ジャン・ヴィゴ
IVC 5,000 中古DVD
(IVCF-5123)
ブックレットあり
新学期 操行ゼロ  〃  〃 3,500 中古DVD
(IVCF-5124)
ブックレットなし
映画論講義 蓮實重彦 東京大学出版会 1,500 2008年 初版
映像身体論 宇野邦一 みすず書房 2,000 2008年 初版 帯
ハーンと八雲

『ハーンと八雲』(装画:ささめやゆき/装幀:間村俊一)
 〃 角川春樹事務所 1,000 2008年 初版 帯
装画:ささめやゆき
装幀:間村俊一

『ハーンと八雲』カバー裏(装画:ささめやゆき)
アルトー 思考と身体  〃 白水社 3,000 2011年 新装復刊 帯
アメリカ、ヘテロトピア  〃 以文社 1,500 2012年 初版 帯
吉本隆明 煉獄の作法  〃 みすず書房 1,800 2013年 初版 帯
判決 ジャン・ジュネ
宇野邦一 訳
 〃 2,600 2012年 初版 帯
魂と身体、脳 西川アサキ 講談社選書
メチエ
1,100 2011年 初版 帯
世界という実験 エルンスト・ブロッホ 法政大学出版局 2,800 1999年 初版
哲学の根本問題  〃  〃 1,000 1992年 第5刷
ブロッホの生涯 好村冨士彦 平凡社選書 1,000 }1986年 初版
Zur Philosophie der Musik Ernst Bloch Bibliothek Suhrkamp 1,500 ドイツ語版
カバー付
日本の立ち位置を考える 明石康 編 岩波書店 1,300 2013年 初版 帯

本日の品出し 2014年04月11日(金)

本日の品出し 2014年04月11日(金)

タイトル 著者 出版社 税抜き価格 状態、他
鯨の目

『鯨の目』(装幀:平野甲賀)
成田三樹夫
遺稿句集
無明舎出版 2,000 1991年 第2刷 函
装幀:平野甲賀

付録あり
寄稿
 居駒俊昭
 成田晴夫
 高平哲郎
 渡瀬恒彦

古い洋画のパンフレット ジャック・ドゥミの「淫乱の罪」のことなど

古い洋画のパンフレット ジャック・ドゥミの「淫乱の罪」のことなど


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谷根千〈記憶の蔵〉で、4月19日(土)に開催する「パンフレット紙モノ大放出市」。連日その準備に大わらわですが、定休日の昨日は、そのなかから1950〜60年代の洋画パンフレット約200冊に値付けをしました。たとえばこんなラインナップ。日比谷映画街華やかなりし頃の雰囲気が伝わってきます。

個人的にうれしかったのは、1963年に有楽座で公開されたフランスのオムニバス映画『新・七つの大罪』。ジャック・ドゥミが日本で初めて紹介されたのは、このなかの「淫乱の罪」だったのだなあと、植草甚一の解説「あたらしいオムニバス映画のつくられかた」を読んで再認識しました。

以下、引用します。

 このオムニバス映画を見にいったとき、なによりも楽しみになっていたのは、ヌーベル・バーグとして騒がれた、フランスの若くて頭のいい監督たちが、どんな演出をみせてくれているかという興味でしたが、タイトルがうつったとき、こいつは凄いなあ、とおもったのは、フランス文壇や演劇界の第一線にたって現在活躍している人たちが、シナリオを書いていることでした。

(中略)

 第四話の「淫乱の罪」は、これまた初紹介される新人監督ジャック・ドミーの演出になるもので、まだ三十一才の若手ですが、最近つくった恋愛映画「ローラ」で、たいへんな話題になりました。これも輸入されるだろうと思いますが、この「淫乱の罪」では、フランス文壇の大物であるロジェ・ペールフィットが、はじめてシナリオに手をそめていることに注意がむかいます。

植草さんが「輸入されるだろう」と書いている『ローラ』が、ようやく日本で公開されたのは1992年のこと。そのあたりの経緯については、昨年のフランス映画祭でのトークショーで秦早穂子さんが語ってらっしゃるので、未読の方はぜひ。
http://cineref.com/festival/2013/07/-lola-2013.html

『新・七つの大罪』より「淫乱の罪」

LA JETEE ラ・ジュテ

LA JETÉE ラ・ジュテ

ハードカヴァーパンフレット スチール59点 全425カット採録付き

発行 ザジ フィルムズ
発行年 記載なし(日本公開は1999年)
編集 筒井武文
アート・ディレクション 山田英二(UltRA Graphics)
デザイン 野寺尚子・塚本陽(UltRA Graphics)
寄稿 港千尋 坂尻昌平

 

「これは少年期のイメージにとりつかれた男の物語である」(パンフレットより)
というナレーションで始まるこの映画は、第3次世界大戦後 廃墟と化したパリを舞台に、ある男の記憶をめぐる時間旅行の物語。
「フォト・ロマン」と称される停止画面の連続から成る短篇で、通常の映画のようにムーヴィ・キャメラで撮影したモノクロフィルムから418コマを選び、編集してるのだそうです。

 

監督 クリス・マイケル
編集 ジャン・ラヴェル
朗読 ジャン・ネグロニ
音楽 トレヴァー・ダンカン
1962年/フランス/28分/白黒/ヴィスタ(パンフレットより)
ジャン・ヴィゴ賞受賞
トリエステSF映画祭金賞受賞