タイトル | 著者 | 出版社 | 本体価格 | 状態、他 |
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呉清源 21世紀の碁 全10巻 | 呉清源 | 誠文堂新光社 | 10,000 | 1997~2000年 初版 函 1~3巻使用感あり |
わがからんどりえ | 小中英之 | 角川書店 | 2,000 | 1979年 初版 カバーイタミ |
ワースト 全4巻 | 小室孝太郎 | 朝日ソノラマ サンコミックス |
4,000 | 昭和51~52年 初版 小口汚れ少 |
檞之葉 | 与謝野寛 | 博文館 | 2,000 | 明治43年 初版 裸本 ヤケイタミ |
あゝ、荒野 | 寺山修司 森山大道 |
PARCO出版 | 3,000 | 2005年第1刷 カバーイタミ少 |
からっぽ | 東川治美 | ふらんす堂 | 1,200 | 2004年 初版 帯 書容設計:羽良多平吉 |
ドイツ・ニューシネマを読む | 瀬川裕司 松山文子 奥村賢 編 |
フィルムアート社 | 1,500 | 1992年 初版 カバーイタミ背ヤケ |
投稿者「koshohoro」のアーカイブ
本日の品出し 2018年04月02日(月)
タイトル | 著者 | 出版社 | 本体価格 | 状態、他 |
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石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きく広がっていくのだろうか? |
資生堂 企画文化部 | 4,000 | 2011年 図録 別紙テクスト付き |
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室内 8月号臨時増刊 建具全書 |
工作社 | 4,000 | 昭和46年 背に記名 僅かな書き込み 汚れ少 |
|
Double Bill |
Martin Wellermann |
KEHRER | 5,000 | 2010年 初版 |
Shinro Ohtake Recent Works 1988-1990 |
大竹伸朗 | Galerie Tokoro | 3,000 | 1990年 B |
*本体価格に別途消費税をお預かりいたします。
本日の品出し 2018年03月31日(土)
本日の品出し 2018年03月20日(火)
ここ最近のほうろう〜心地よい音楽♪
2月22日のCHIZライブから2週間。ほくほくした気持ちが続いてます。一昨日は、エマーソン北村さんのセッションにCHIZの鬼頭哲さんが加わってのライブにも、店を早仕舞いして出掛けたりして。
CHIZのライブは久々に出演者の多いライブとあって、前日から少しずつ会場をつくりはじめましたが、一昨年初めて声をかけていただいたときにタイミングが合わずお断りしてしまった経緯などもあり、いよいよこの日が来たぞ〜と歓びをかみしめつつ黙々と作業する時間はそれはそれで格別なものがありました。終えて翌日も余韻というよりまだライブの中にいるみたい。店を元に戻すもの惜しいような感じで、棚を戻す前に十数年ぶりにワックスを引っ張り出してきて床を磨いてみたり。そんな気持ちにさせてくれるライブでした。
ようやく叶ったCHIZのライブは、なんとエマーソン北村さんがゲスト参加してくださってスペシャルヴァージョンとなったのですが、宮地からそう決まったと聞いたときには、それぞれの音楽が自分の中ではまったく違う世界という認識だったので、どんなことになるのかまったく想像できずにいました。
果たして当日、CHIZの音調整のタイミングで現れたエマーソンさんのリュックから現れたのは小さなキーボード1台。
適当な机がなく、背の高いスツールと背の低いスツールをお渡しすると、背の高い方にキーボードを置き、低い方に腰掛けて、CHIZと一緒にバランスの調整をして、さぁ、いよいよリハーサルかと思いきや、エマーソンさんと鬼頭さんが言葉でちょこちょこっと(と、私には見えました。)やりとりし、あとは曲順を決めただけで本番を迎えたのでした!
CHIZのHPにもありますが、CHIZのコンセプトは「照喜名俊典プロデュースによる鬼頭 哲楽曲集」ということで、鬼頭哲さん(バリトンサックス)のつくった曲を、ユーフォニアムの照喜名 俊典さんをリーダーに、チューバ・西本 翔一さん、ギター・斉藤 拓人さん、ドラム・近藤 久峰さん、クラリネットとヴォーカル・小田 美沙紀さんが演奏するのですが、ふつうバンドだとそれぞれパート譜を見ながらの演奏となるそうなのですが、CHIZは、メロディ譜を地図に見立て、全員が同じ地図を見る。どこに行っても最後はここに帰って来ればいいというのがたったひとつの決まりごと。そんな彼らの奏でる音はひとつひとつが優しく、いろいろを考えて考えて考えて受け入れて消化して、結晶のようにひとつひとつの音が生まれてくる感じがしました。押しつけがましくなく、傍にいるだけでだんだんと気持ちが上に向いて、よし、もうちょっと歩いてみようかと思えてくるような。
そこにエマーソンさんのキーボードが、もうそこしかない!という感じで入ってくるのです。口頭でやりとりしただけで、小さな鍵盤からどうしてこんな世界が広がってしまうのか。もうすげ〜としか言いようがありません。
ジプトーンの天井が底ぬけに広く高い空になりました。最っ高!!
一昨日のエマセッションは、ぶっ放すっていう感じで、エマーソンさんの七変化にかぶりつきで、はうっとなったまま全身で音を浴びてきました。
そんな流れで、明後日、3月10日(土)は、好評で3回目となる「エマーソン北村を聴きながら 本を探したり、立ち読みしたり」を迎えます。CHIZとのライブで弾いてくれた小さな鍵盤がまた活躍しそうです♪ そしてほうろうのシュベスターピアノもきっと。
それから今回はちょっと腰掛けられるようにスツールをこれまでより多めに店内に配置しておくつもりです。店は通常営業中、ご予約不要、入場無料、出入り自由、エマーソンさんへの敬意のカンパ大歓迎です。
エマーソンさんが生演奏してる古本屋なんて、自分の店ということを忘れて立ち読みしたい。もうほんとうにご機嫌なので、ひとりでも多くの方に聴いて欲しいです!
ぜひぜひふらりと最高に贅沢な立ち読みをしに来てください! 夜の演奏のあとにエマーソンさんのミニトークも予定しています。
時間など詳細はこちらから→ https://horo.bz/event/emersonkitamura20180310/
ウインドウの平野甲賀さんのリトグラフも入れ替えました。なかなか間近で観る機会はないと思いますので、紙に踊る甲賀グロテスクを息を殺してご覧ください。
(宮地美華子)
本日の品出し 2018年02月20日(火)
平野甲賀リトグラフのミニ展示
ウインドウを入れ替えました。
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の「平野甲賀と晶文社展」にはみなさまもうお出かけになりましたか?
遅ればせながら水曜の定休日にやっと観に行ってきました。
表情豊かな文字たち、甲賀さんの手によりずんずん発展した文字たちが、紙の上でなんともたのしそうにしていました。
見たことのある本もシリーズの仲間と並んで、あれっ?と思うような別の顔を見せてくれたり、とても新鮮。
どうしたらこんなことを思いついてしまうんだろう!
熱に浮かされ店に戻り、展示の仕方を考え続けてじつは長いこと宿題にしてしまっていた甲賀さんのリトグラフたちを広げ、やっぱり額装はやめようと。平野公子さんからお預かりした時に、「額装せず、そのまま飾ったほうが断然いいの。」と仰っていたのがずっと頭にあり、確かに2013年の武蔵美での展示も額に入っておらず(一部入ってたかな?)、額装に慣らされている身としては、そのおおらかな展示に、大胆だぁ!と畏れおののき、しかし大切な作品をお預かりしてる者としてはビビります。まさかうちの店で生展示はないでしょ、と、フレームに入れて並べたこともあったのですが、生気を塞いでいるような気持ちになって、また仕舞ったり。
で、やはり水曜日に観たgggも裸で勝負的な展示、地下に並べられた甲賀さんの装丁した本たちも閲覧自由、いかにも甲賀さん、公子さんがそこにいらっしゃるかのような体温が感じられていいなあ、と。(警備員さんも手にこそしてなかったけど、たのしげにチラ見してて) やはりこれだ!と、店に戻ってウインドウにそのまま並べてみたら、すばらしい!となった次第です。
3月末くらいまで途中入れ替えながら、毎回8点ずつ、ウインドウに展示します。多くの方にご覧いただけますようお待ちしております!
gggでの「平野甲賀と晶文社展」は、3月17日(土)まで。あわせて代々木上原の古書ロスパペロテスさんでは平野甲賀 文庫装丁フェア「ポケットに平野甲賀展」も開催なさってます。
展示したリトグラフの1点ごとの写真は、こちらのページにまとめてアップしました。(それぞれクリックで拡大されます。)⇒ 平野甲賀リトグラフ
>> 3月8日入れ替えました。次が最後の入れ替えです。2週間後ぐらいを予定しています。
>> 3月23日最後の入れ替えを行いました。4月1日(日)まで展示予定です。ぜひ間近でご覧ください!