よしいいくえさんをお招きしての2回目のワークショップは、机のうえに置けるようなちいさなモビールを作りました。
数種の見本から形を決め、好きな色の紙を選んで、切り抜いていきます。見本の通りでも、自分流にアレンジを加えてもよし。
ちいさなモビールは、切り抜き作業も細かくなります。1ミリほどの顔のパーツのくり抜きは、息を詰めての作業となったようです。
糸を通して手に吊るした瞬間、みなさんとびきりの笑顔になりました。
写真のほとんどは、参加者の山田しげるさんが撮影してくださいました。
よしいいくえさんをお招きしての2回目のワークショップは、机のうえに置けるようなちいさなモビールを作りました。
数種の見本から形を決め、好きな色の紙を選んで、切り抜いていきます。見本の通りでも、自分流にアレンジを加えてもよし。
ちいさなモビールは、切り抜き作業も細かくなります。1ミリほどの顔のパーツのくり抜きは、息を詰めての作業となったようです。
糸を通して手に吊るした瞬間、みなさんとびきりの笑顔になりました。
写真のほとんどは、参加者の山田しげるさんが撮影してくださいました。
Andre Sauret 監修/Raymond Levy アシスタント/Peter Knapp アートディレクター
RECONTRE 1967~68 仏語 17.5cm×27.2cm×2cm
1. LA PLACE DE L”HOMME DANS L”UNIVERS
LES MATERIAUX DE LA VIE
2. L”HOMME FACE A LA MALADIE
L’HOMME DANS SON MILIEU EVOLUTIF
3. L’IMMUNOLOGIE
LES CANSERS
4. LA MACHINE HUMAINE
LE SANG
COEUR ET SYSTEM CARDIOVASCULAIRE
8.LES SENS L’OEIL L’OREILLE CERVEAU ET SYSTEME NERVEUX
9.L’HOMME ET SON ESPRIT 1
10.L’HOMME ET SON ESPRIT 2
11. HARMONIE SEXUELLE
CONCEPTION
GROSSESSE
ACCOUCHEMENT
12. LA CROISSANCE
13. ADOLESCENCE
HYGIENES
VIEILLISSEMENT
14. CLIMAT
PLANTES
PARASITE
POLLUTION
ALLERGIE
15. BACTERIES
VIRUS
RADIATIONS
16.HABITAT
VOYAGES
SOMMEIL
17. TRAVAIL ET SANTE
PREMIERS SECOURS
18. MEDICAMENTS
CHIRURGIE ET ANECTHESIE
2013〜14年版「不忍ブックストリートMAP」が出来上がりました。
今年からイラストが、はとちゃんにかわりました!
二代目しのばずくんは「本を愛する忍者の末裔」です。
詳しくはこちらを ⇒ 不忍ブックストリート|しのばずくん
昨年から実行委員で検討を重ね、時にはデザイナーの板谷成雄さんご意見を仰いだりしつつ、絵描きのはとちゃんにお願いすることに決めました。
ポストカードや絵本など、うちの店ではもう何年もはとグッズを販売したり、展覧会を開いたりして作品にはずいぶん馴染んできたのですが、はとちゃんといえば色彩豊かなイメージが強いので、不忍ブックストリートMAPのような刷り色制限があるものがはたしてどんなふうに仕上がるのか、正直まったく想像がつきませんでした。
MAP制作は、青秋部の中村加代子さんを中心に、南陀楼綾繁さん、デザイナーの板谷さんの三者、プラスはとちゃんの間でやりとりがすすめられます。
私たちは色稿で初めてご対面となり、2色刷りとは思えない、にぎやかでたのしい紙面に思わず声を上げてしまいました!
ただ今助っ人さんたちが、ものすごい勢いであちこちのお店に配布してくださっています。もしどこかで見かけたらぜひ手にとってください。当店でもお配りしています。
近所では4月6日まで、田端のちょこっとカフェギャラリーmaruchanにて、はと個展「ひみつの黄色い部屋」が開かれています。また、今年の不忍ブックストリートweekでは、喫茶谷中ボッサさんで、はと個展「ふしぎなふしぎな本の町」も予定されています。どうぞお出掛けください。
そのほか、はとちゃんは全国的に出没します。はとちゃんの予定はブログをチェックしてください!⇒ ハトゴト
そして4月1日から公式サイトもリニューアルオープン!⇒ http://sbs.yanesen.org/
MAPリニューアルに合わせたようですが、さにあらず。
私からの見た目になりますが、その裏話などを。
不忍ブックストリートの実行委員はだいたい15人くらいいるのですが、その中からweb班として、音の台所の茂木淳子さんが中心となり、不忍ブックストリームでもお馴染みのトンブリンさん、ちょうどこの時期は店主さんの受付けを担当しているちよさんの3人が公式サイト、ブログ、twitterの更新作業をしていました。
過去形なのは、なんと茂木さんが家の都合で実行委員から離れることになってしまったから。
茂木さんからweb班にそのお知らせがあったのが、3月に入り店主応募が始まってまもない頃。私はweb班ではないのですが、wordpressに慣れているということでそのときにお知らせいただきました。
メールを開け昏倒寸前、思考停止。
これまでずっと、細やかに段取りをして、ネットからも一箱を盛上げてくれていた茂木さんに頼りきっていましたし、なによりお陽さまのような貴重な存在の茂木さん。居ない場合が考えられない!
茂木さんからしたら引き継ぎなども考え、少し早めに伝えてくださったはずなのに、思考停止のまま数日経過。
しかし日に日に一箱古本市は近づいてきているわけで、メーリングリストは店主さん受付けのことなどでやりとりが増え始め、web班の繁忙期も迫ってきている。どうしよう。どうしよう。。
残された者でなんとかせねば。
大きな問題は、数年前にインストールしたままのwordpressをバージョンアップしなければならない(=不具合が生じる可能性大)、という今年の課題もそっくり含まれていること。それをどう乗り切るか、一新する場合のwordpressのテーマをどうするかなど、ようやく具体的なやりとりを始められたのか3月半ば。
メーリングリストとは別にweb班内で30通以上のメールのやりとりがなされ、方針が固まり、トンブリンさんから具体的な提案があったのが19日でした。
そしてそこからのトンブリンさんがすごかった。
わたしは地下構成員として完成してゆくサイトをながめていたのですが、数日でレイアウトが決まり、みるみる画像がはめ込まれ、データが流し込まれていきました。もちろんこの作業にかかりっきりじゃなくて昼間は勤め人としての顔があるわけで。
その間のしのばずの流れはというと、その一部を書き出してみるとと、店主さんの参加費の入金締め切り、weekチラシ納品、MAP納品立ち会い、月末の助っ人さんの集会を控え、メーリングリストでは、一箱のチラシやポスター、折込みチラシのこと、紙のこと、印刷のこと(チラシ類はふれあい館のリソグラブを使い自分たちで刷るものが多いので誰が行けるかなど。今年は助っ人さんにも急遽加勢していただきました。)、店主さんマニュアルのこと、MAP発送先宛名ラベルのこと、はてはセロテープに至るまで膨大なメールが行き交い、南陀楼さんは、右と左違う靴を履いて会議にやってくるという混乱の中、トンブリンさんの本気でサイトのリニューアルにこぎ着けたわけです。
実行委員には今年タナカホンヤさんが新たに加わり(平均年齢の上昇に少し歯止めがかかった)、20代から50代まで、新刊書店、古書店、編集者、ライター、翻訳家、デザイナーなどなど、年齢も職種もバラバラです。
何かにつけみなさんのプロの技が光る瞬間があり、技を持ち合わせない古本屋としてはそこに立ち会えるのがうれしかったりします。
今は束の間の凪ぎ。息継ぎがわりに、しのばずレポートを書いてみました。
twitterもあるせいか、茂木さんがしのばずから抜けちゃった実感がまだ全然わきません。とても不思議な感じ。稼いで茂木さんの新天地をこの目で確かめなくちゃ!(ミカコ)
FLOWERS
JANET HARVEY KELMAN
THOMAS NELSON AND SONS(刊行年不明)
帳場の机の上に『FLOWERS』と題されたなんとも愛らしい佇まいの洋書が置かれていました。
お客さまからの買取りで入ってきたという、珍しく古めの洋書。
手に取り、目を凝らすと、ブルーグリーンの厚紙に、表紙が貼り付けてあります。おや、と裏を向けると裏表紙も、そして背表紙も、カバーの折り返し部分も全部切り貼りされています。
傷んでしまった元のカバーを外してポイと捨てずに、ひとつひとつ切り取って活かされていたのでした。
繕ったのはこの本を売りに来てくださったお客さまなのか、、はたまた前の持主か…
なにしろ扉には、
“To David
From all ? Brooklyn
June 27.1935”
と書き込みがあります!
モビール作家よしいいくえさんをお招きし、去る1月24日に開催した「よしいいくえのモビールワークショップ」。
平日の日中にかかわらず定員以上のお申込みをいただき、和気あいあいとたのしい時間となりました。
写真を交えて簡単にご報告を。
天井からは、顔や、コーヒーカップ、皮むきリンゴなどよしいさんのモビール作品が吊るされゆらゆら揺れています。
もうこれだけで十分にたのしい気分です。
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1958年から1963年にかけて刊行された「マンハント」のバックナンバーを24冊出しました。
“世界最高のハードボイルド専門誌”と銘打ち、「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」「ヒッチコックマガジン」とともに翻訳ミステリのブームを担い、後に大きな影響を与えた雑誌です。数年前に入荷したときは刊行年が偏っており、噂に聞くその魅力がいまひとつわからなかったのですが、今回は創刊号から廃刊の半年前まで、飛び飛びではありますが万遍なく揃い、ようやく誌面の変遷と本領を実感することができました。
以下、1年につき1冊ずつ選んで紹介しますので、興味を持たれた方はぜひご来店のうえ手に取ってみてください。値段は100円〜1050円。店頭販売のみです。
1958年8月号
創刊号は1958年8月1日刊行。編集長は中田雅久。片岡義男に「あなたは原稿を渡すがわの人になりなさい」と言った人です。後にこの雑誌の売り物となる読みものの類はまだほとんどなく、表紙や挿絵も垢抜けない感じ。
1959年9月号
創刊から約1年。挿画におおば比呂司が加わり、雰囲気が変わりつつあります。ピンナップが付き、読みものも増えましたが(清水俊二や永六輔など)、まだ連載はありません。
1960年4月号
この頃から俄然魅力的な雑誌に。中綴じ中心部の読みもの欄では植草甚一の連載「夜はおシャレ者」が始まり、イラストには真鍋博が加わり、江淵晃夫のコラージュは冴え渡り、ヌード・ピンナップも取り去られてます(笑)
1961年4月号
この年はなぜか真鍋博が外れ、江淵晃夫もコラージュを止め、デザイン的には一歩後退といった感。ただ新たに加わった小林嘉孝のイラストはとても魅力的。連載陣も小鷹信光、福田一郎、湯川れい子、山下諭一と大変豪華です。あと、この頃から、翻訳者の名前が作品ごとにクレジットされるようになりました。
1962年5月号
この年から、いよいよ片岡義男が執筆陣に! この号には〈義〉名義の連載「もだん・めりけん珍本市」が載ってます。復帰した真鍋博と田中小実昌とのコラボレーション「G線上のアリャ」や、諏訪優の「ヴィレッジはヒップスターでいっぱい」にもご注目を。
1963年7月号
表紙もいつの間にか洗練され、田中小実昌、児玉数夫、紀田順一郎など連載も充実と、まさに円熟期。なのにこの号を限りに「ハードボイルド・ミステリィ・マガジン」へと誌名変更、廃刊まで残すところ半年余りです。片岡義男は「世界ホット・スポットめぐり」「もだん・めりけん珍本市」に加え「現代有用語辞典」も全5本執筆と、三面六臂の大活躍。
拾遺 岩田宏
流れの中ではうまく紹介できなかったのですが、岩田宏も1960年から目次に名前が現れます。都筑道夫、真鍋博と組んでの「だれんだあ・かれんだあ」、ご隠居と八っつぁんの会話でクラシックの歴史をたどる「クラシックをモダンに聴こう」、どちらもうれしい発見でした。翻訳もクレイグ・ライスを中心に多数(小笠原豊樹ではなく、岩田宏名義)。