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本日の品出し 2014年05月19日(月)

本日の品出し 2014年05月19日(月)

タイトル 著者 出版社 税抜き価格 状態、他
金子光晴全集
全15巻
中央公論社 7,000 昭和50〜52年 初版
函背ヤケ少
帯 (第4巻のみ欠)
月報 (第2巻のみ欠)
装幀:司修
ベケット大全 監修:高橋康也 白水社 2,200 1999年 初版 帯
装幀:江口称弘
消尽したもの G.ドゥルーズ
S.ベケット
 〃 1,500 2006年 第6刷
装幀:斉藤秀弥
ベケットの友情
1979-1989
アンドレ・ベルノルド 現代思潮新社 1,300 2011年 初版 帯
装丁:岩瀬聡
越境する天使
パウル・クレー
宮下誠 春秋社 1,600 2009年 初版 帯
野性の蜜 オラシオ・キローガ
甕由己夫 訳
国書刊行会 2,000 2012年 初版 帯
愛、ファンタジア アシア・ジェバール
石川清子 訳
みすず書房 2,600 2011年 初版 帯
沖縄を聞く 新城郁夫  〃 1,800 2010年 初版 帯
ベットと織機

ベットと織機(装幀:ミルキィ・イソベ/カバー写真:石内都)
新井高子 未知谷 1,000 2013年 初版 帯
装幀
:ミルキィ・イソベ
カバー写真
:石内都
何処何様如何草紙

何処何様如何草紙(装画:岡崎乾二郎)
ぱくきょんみ 書肆山田 1,500 2013年 初版 帯
装画:岡崎乾二郎
カラダという書物 笠井叡  〃 1,500 2011年 初版 帯
カバーイタミ少
癒しのうた
マレーシア熱帯雨林に
ひびく音と身体
マリナ・ローズマン 昭和堂 1,800 2000年 初版 帯
Cornelius Cardew
(1936-1981)
A Life Unfinished

Cornelius Cardew : A Life Unfinished(Cover Design:Ian Walters)
John Tilbury Copula 10,000 2008年 初版
Cover Design
:Ian Walters
新しいカフカ
「編集」が変えるテクスト
明星聖子 慶応義塾大学
出版会
2,900 2007年 第2刷 帯
江戸の読書熱
自学する読者と書籍流通
鈴木俊幸 平凡社 1,300 2007年 初版 帯
美術という見世物
油絵茶屋の時代
木下直之 平凡社 2,000 1993 初版 帯
記号としての文化
発達心理学と芸術心理学
ヴィゴツキイ 水声社 2,400 2006年 初版 帯
装幀:中山銀士
いのちと責任 対談
 高史明
 高橋哲哉
大月書店 1,200 2012年 初版 帯
表紙・扉画
:大岩オスカール
華厳経 高銀
三枝壽勝 訳
御茶の水書房 3,000 1995年 初版
CONSISE
PALI-ENGLISH DICTIONARY
A.P.Buddhadatta Mahathera Motilal
Banarsidass
Publishers
2,000 Reprint: Delhi,1989

本日の品出し 2014年04月10日(木)

本日の品出し 2014年04月10日(木)

タイトル 著者 出版社 税抜き価格 状態、他
浜脇・HAMAWAKI

201404107191
藤田洋三 SABU出版 3,000 2013年 初版 函帯 署名
函傷み少
野田弘志
写実照応

201404107197
野田弘志 著
米倉守
求龍堂 2,000 1994年 初版
表紙僅かによごれ
図録 皇女和宮
幕末の朝廷と幕府
江戸東京博物館 2,000 平成9年

本日の品出し 2014年02月01日(土)

タイトル 著者 出版社 本体価格 (税抜き)
ラルース酒事典 ジャック&ベルナール・サレ 柴田書店 2,000 1990重版函 函角一箇所傷みあり
Cine Aquirax 宇野亜喜良 愛育社 1,500 2010 初版帯
田中一光の文字とデザイン 田中一光 河出書房新社 1,500 1994 増補新版 カバー傷み
CHEN YIFEI (陳逸飛)
201402016844
Hammer Publishing 20,000 1990 英語版初版 函傷み

CHEN YIFEI (陳逸飛)

201402016844

201402016845

201402016846

201402016848

ボルタンスキーと米田知子

帳場や帳場付近には、何人ものお客さまがお持ちくださった本が品出しを待つ間積まれていきます。
様々なジャンルや思想、年代の本が、意図せず重ねられ、「やぁやぁ!」とか「なぜ私がおまえの下なのか!」と古本同士、挨拶したり小競り合いしたりしているかもしれません。

我々の知識の範疇なんて、古本の大海原を前にしたら洗い桶に溜めた水くらいなものなので、一冊一冊奥付を読み、著者プロフィール、解説などをヒントに(もちろん本文も)、そしてネット検索も駆使して、出来るだけ短時間で目の前の本を自分なりに把握しなければなりません。読まずに把握するとは、本に対して失礼な話ですが、読んでいたら商売が成り立たなくなってしまいますので、集中してその本が発するメッセージを感じ取る努力をします。こうして買い取りの査定をする段階で方向性はほぼ定まるのですが、買い取ってすぐに品出しがかなわない場合も多いわけで、いつもギリギリまであれこれ悩みます。

話が逸れました。今日は机の上で偶然出会う本の紹介をしたかったのでした。
上の写真右が昨日買い取りのお支払いをしたフランスのアーティスト・ボルタンスキーの図録、左は今日の買い取った日本の写真家・米田知子の図録が隣り合わせたのでした。どちらも「戦争」を時間を経て捉えようとしていました。

 

201308276063

CHRISTIAN BOLTANSKI クリスチャン・ボルタンスキー
DIESE KINDER SUCHEN IHRE ELTERN 1994

この写真は第二次大戦後のドイツで戦災孤児となった子どもたちの顔写真で、名前、生年月日、眼の色、髪の色などのデータがついています。当時赤十字がこれらの写真を一覧にしてポスターを作り、親探しをしたのだそうです。

この図録には77枚(78人分)の写真が収録されています。戦後50年経ち開催された展覧会で当時の写真を再度掲示することで、1944年生まれのボルタンスキーは、同世代の彼らの人生に自分を重ね、彼らのその後の人生がどうであるのか、もしご本人や、知っている人がいたら連絡が欲しいと呼びかけています。

 

201308276062

米田知子
暗なきところで逢えれば
東京都写真美術館 2013 解説 黒川創

こちらは東京都写真美術館で開催中の米田知子さんの写真展図録です。
予備知識なくパラパラと写真だけを見ると風景や、朽ちかけた室内などがひたすら続き、何だろう、と思う。老眼にはキビシイ小さなキャプションを読むと、日本人が「戦争の加害者」だった土地であったり、サハリン、機務司(キムサ)、台湾の日本家屋、ゾルゲ事件など、どれも「今」を写しながら、カメラの心の目は過去を私たちに突きつけけているのでした。

そうでした。黒川創さんの『暗殺者たち』の表紙に使われているハルビン駅の写真も米田知子さんの写真です。
『暗殺者たち』の左に開いた風景「線路ーー満州事変勃発となる関東軍が爆破を仕掛けた線路を臨む。瀋陽、2007」

未来都市の考古学 図録

未来都市の考古学
東京新聞 1996 図録

201308055938

柄澤齊展 図録

柄澤齊展
版画、オブジェ、水彩、本 1971-2006
2006 図録 筒函
オリジナル小口木版画 Praeludium付き

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201308055941

201308055942