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『ヘイタイのいる村』入荷しました。

山形童話の会 編集
『ヘイタイのいる村』北の風出版/2,000円+税

共同創作『ヘイタイのいる村』
著者:鈴木実・高橋徳義・植松要作・笹原俊雄・槇仙一郎
発行:2021年3月25日
編集:山形童話の会 花烏賊康繁
発行:北の風出版
さし絵:齋藤二良

通販も承ります。1、または、2、の方法からお選びください。

  1. 直接やりとり+銀行振込(ゆうちょ、三菱UFJ) → フォームよりご注文ください。
  2. クレジット決済、コンビニ支払い → STORES
  3.   *コンビニ払いは手数料がかかります。

昭和33年「中奥日報」に連載された、鈴木実・高橋徳義・植松要作・笹原俊雄・槇仙一郎、5名による共同創作が、63年の時を経て書籍化されました。

戦後の山形に、頭上を米軍の砲弾がとぶ「砲弾下の村」がありました。
日本が戦争に負け、日本各地にアメリカ軍の基地がつくられたなかで、山形県の最上川沿い村山市一帯には〈大高根射撃場〉がつくられました。

‘砲座から撃たれる砲弾は村びとの頭上をとび、炭を焼き、山菜をとる山を崩し、途中で炸裂する砲弾が民家の壁をぶちぬいた。(鈴木実「はじめに」より)’

‘この長編童話は、無名の青年たちの共同制作であり、童話というよりは、基地という民族のシミをおしつけられた人たちの怒りと悲しみと嘆きを、基地の子供たちの生活に託した一つの民族の歴史である。(須藤克三「共同創作『ヘイタイのいる村』について」より)’

新聞連載ののち、『山が泣いてる』のタイトルで理論社から出版されていますので、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。

60年以上の時を経て、原作『ヘイタイのいる村』が書籍化されたのは、著者のお一人、高橋徳義さんの遺された資料を託されていた花烏賊康繁さん(山形童話の会)が、コロナ禍で時間ができ、資料整理を思い立ち箱を開けてみたところ、新聞連載の切り抜きの束を発見したことがきっかけとなったそうです。
まさにその射撃場の村で生まれ育った花烏賊康繁さんは、「弾道下の村」の歴史を風化させてはならないとの強い思いから、書籍化にこぎつけられました。

また『ヘイタイのいる村』の副読本として花烏賊さんが著された『敗戦後、村は戦場だった』も重版され入荷しております。
ぜひ併せてお読みください。
詳細はこちら→

『敗戦後村は戦場だった』
1,000円+税
もんぺのこ別冊 No.12

花烏賊 康繁 著
山形童話の会 制作
北の風出版 発行

関連記事① 2021/2/16『山形新聞』
児童文学「山が泣いてる」の原点 村山の射撃場題材、「ヘイタイのいる村」書籍化へ

関連記事② 2021/2/24『河北新報』
戦後も砲弾の飛び交った集落知って 児童小説「ヘイタイのいる村」刊行 山形・村山

関連記事③ 2021/4/30『沖縄タイムズ』
米軍のトラックにひき殺された子を目撃 山形でもあった基地被害 歴史を伝える児童小説

わたしはたまたま『山が泣いてる』の挿絵を描かれた久米宏一さんのことを調べていて刊行を知りました。
「砲弾下の村」のことはまったく知りませんでした。
『山が泣いてる』も現在では入手しづらいため、歴史を残すのは古本屋の大事な役割ですので、ほんの少しでも貢献できればと思い扱わせていただくことにしました。

ちなみに久米さんは、古書ほうろうからもほど近い、小石川のお生まれです。
『山が泣いてる』の挿絵を描くため山形に通われるようになり、以来、鈴木実さん、高橋徳義さん、植松要作さん、笹原俊雄さん、槇仙一郎さんと親交を深められていたようです。

DONATION ZINE、と、

 

『DONATION ZINE』を追加いただきました!
通販も承ります!(2020.7.22追記)

おかげさまで『DONATION ZINE 最近の好物100人 2020・春』の当店販売分は売り切れました。お買い上げくださったみなさま、製作にかかわってくださったみなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
ご購入ご希望の場合は、DONATION ZINEnoteに販売店一覧がございますので、各店へ直接お訊ねになってみてください。

このページでご紹介しました『雲遊天下』、『น้ำปลาแมน ナンプラーマン 魚醤男』、『サイコロ』は引き続き通販も承ります。一番下のフォームのご連絡事項欄から、ご希望の冊子名、部数をお知らせください。
(2020.6,21追記)

臨時休業中に発行された『DONATION ZINE 最近の好物100人 2020・春』、6月3日から店頭でもお求めいただけるようになりましたが、引き続き通販でもご注文を承ります。

『DONATION ZINE』(税込1,000円)は、売上の100%が、お客さまが購入した個人書店・独立系書店への寄付になります。
COVID-19の影響でイレギュラーな経営に追い込まれた個人書店・古書店の支援のため、宮崎希沙さん、イーピャオさん、小山ゆうじろうさんが企画し、さまざまなシーンで活躍なさっている100人の方が寄稿して出来上がった心意気の結晶です。すごいことです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本も世界も、いつもと違う特殊な春を迎えた2020年。
そんな中、みんな何食べてるんだろう?
ここ最近の好物をいろいろな方にお聞きました。
どこから読んでも楽しい、100人100様の味な文章。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

販売店としてお声がけいただいたときには、まず条件にびっくりしてメールを何度も読み返しました。こんな夢のような粋な計らいをしてしまうみなさんがかっこよくて、ありがたくて、自分たちもへこたれてる場合ではないぞッ!と思えました。
大切な売上げは新たな本の仕入れに繋げていきたいと思ってます。

『DONATION ZINE』詳しくはこちらを。⇒

『DONATION ZINE』寄稿者の方が執筆している別の出版物で当店でも扱っているものが3タイトルありますのでこの機会にご紹介させてください。

もしもセットでお求めいただける場合は、合計金額から50円お引きいたします。(このページの一番下にご注文フォームがございます。)

 

『雲遊天下』131号「人人本」作戦会議

南陀楼綾繁さん企画の特集で、「わたしの好きな人人本」アンケートにとも吉さんも寄稿なさってます。

「人人本」とは? 「ひとひとほん」と濁らずに読むのが正しいそうです。
南陀楼綾繁さんと、文筆家でイラストレーターの金井真紀さんによって定義づけられたその「人人本」とは、列伝、インタビュー、聞き書き、ノンフィクション、小説など、さまざまなジャンルにわたり存在する一冊の本に複数の人が登場する本のこと。
まあともかく、いろんな人が出てくる本が好きだ!との溢れる気持ちから「人人本」を愛でる会が結成され現在に至っているようです。
多岐にわたる本が取り上げられ、ブックガイドとしても重宝しそうです。

連載のほうの南陀楼綾繁さんの文章「いつかどこかで 〜世慣れないまま〜」もすばらしいです。
ぜひご一読を。
『雲遊天下』131号「人人本」作戦会議 詳細ページ:http://www.village-press.net/?pid=149060582

発行:ビレッジプレス
定価:550円(税込)

 

『น้ำปลาแมน ナンプラーマン 魚醤男』

ferment booksのワダヨシさんによる手作り感満載なZINEは、本場タイで訪れた小規模ナンプラー手作り醸造所の見学記です。
大量生産されるようになってからのタイのナンプラーの多くは海の魚が原料となったそうですが、ワダヨシさん一行が訪れたチャロンさんの醸造所では、昔ながらの淡水魚、2種類の魚で仕込んでいます。身体が入りそうな巨大な甕で熟成され、瓶詰め、ラベル貼りまですべてチャロンさんの手作業。チャロンさんのほのぼのとした人柄、旅先で、言葉の壁を超えた、あのな〜んかたのしい感じがよみがえります。
DONATION ZINEの特集との相性も◎ オススメです❤︎

著者:ワダヨシ
カバー:秋元机
発行:ferment books
定価:550円(税込)

 

『サイコロ』008「最後の居場所」

DONATION ZINE寄稿者で、自家焙煎ネルドリップの喫茶店、珈琲杖店主・薗田千晴さんが、同人誌『サイコロ』に初参加なさった号です。

『サイコロ』が誕生したのは、2011年夏。漫画家の山川直人さんとイラストレーターの保光敏将さんが創刊した同人誌で、少しずつメンバーを増やし、現在は山川直人さん、文庫善哉さん、保光敏将さん、薗田千晴さん、コジマケンさんの5名が参加、それぞれの個性光る小品が詰まっています。

薗田千晴さんの「乳垂地蔵」は、4ページと思えない存在感で登場しました。無防備に読みはじめると、大口を開けたお伽話に丸呑みされてしまってしばらく戻ってこられなくなる可能性あり。要注意です。(笑)

装画:保光敏将
装釘:小沼宏之
編集発行:山川直人+サイコロ堂
印刷:くりえい社
定価:660円(税込)

『サイコロ』009号「眠りの底」(500円+税)も入荷しました!(2020.7.22追記)

薗田千晴「閻魔さまの頬杖」、保光敏将「八手を切る/ほか」、文庫善哉「ひとり」、山川直人「可愛いくないウサギ」 巻頭を飾る新メンバー・長田結花さん「変事 ちいさな山のはなし」が静かに全編へ誘ってくれる。すばらしいです。山川直人さんのサインイラストと文庫善哉さんの押印つきです!

もう一冊、薗田さんの文章が読める『サイコロ』増刊号 長い寄り道 (440円税込)も在庫してます。

 

【DONATION ZINE ご注文フォーム】

ご注文受付は終了いたしました。

お支払い方法:銀行振込のみ(ゆうちょ、三菱UFJのいずれか)
送料:200円(クリックポスト/追跡可/郵便受け投函)
(セットも200円でお送りできます。)

自動返信は設定しておりませんので、ご返信にお時間がかかる場合がございます。
36時間以上経過しても返信が届かない場合は、お手数ですが、
03 3824 3388までお電話か、koshohoroアットマークgmail.com宛にメールでご連絡ください。
こちらからのご返信がスパム扱いになってしまうのか、お客さまのほうでご確認いただけないことが稀にございます。念のため迷惑メールフォルダもご確認いただけますと助かります。

[ 合計金額 ]
・DONATION ZINEのみのご注文 1,000+200=1,200円
・DONATION ZINE+雲遊天下 セット 1,000+550+200ー50=1,700円
・DONATION ZINE+ナンプラーマン セット   〃   =1,700円
・DONATION ZINE+サイコロ008号 セット 1,000+660+200ー50=1,810円
・DONATION ZINE+サイコロ009号セット 1,000+550+200ー50=1,700円

フォームの選択肢以外の組み合わせをご希望の場合は、一番下のご連絡事項の欄にその旨お書きください。

清水あすか『空の広場』(カラノヒロバ)と詩集『腕を前に輪にして中を見てごらん。』

スライドショーには JavaScript が必要です。

八丈島に住む詩人、清水あすかさんから年に3回届く絵と詩によるペーパー「空の広場」
蛇腹折りになったB4版を開くと、むわっと、紙のサイズを超越した島の湿度が、生命力を伴って立ち籠めます。

清水さんに許可を戴き店にある20〜30号を1冊ずつ、詩の冒頭一部を添えてツイッターでご紹介させていただきました。発行は、すべて南海タイムス社さんです。

これまで店頭販売のみでしたが、この機にしばらくの間、詩集『腕を前に輪にして中を見てごらん。』(発行 南海タイムス社)とともに、通販も対応させていただこうと思います。

在庫がなくなりましたので、通信販売は終了いたしました。

送料など詳細は、ページ下方の【通販のご案内】をご覧ください。
ご注文フォームは、一番下にございます。

 

30号 雨で色ます見えている風景のさめざめ。


2020年3月発行

雨で色ます見えている風景のさめざめ。

わたしは小さい傘のてっぺんに、小さい長ぐつのかかとに、ぬれちゃうぬれちゃう言うけれど、自分は雨にいたくて走りもしないでぬれている。

ここはお墓だからなにも、さわらないで、そのままにしてずっと、置いておいてね。むしろ家が言った。

 

29号 夜だよ、もう夜だ、でておいで。


2019年11月発行

夜だよ、もう夜だ、でておいで。

見てしまうから閉じてくれとたのんでも閉じないまぶたを上から押さえつける下にわかる目のやわらかさは手が先におどろいて離れてしまう、
ならばせめて気持ちの中だけでも目を捨てたことにするのをがまんできない。

 

28号 見ろよ声はくりかえしくりかえしているよ。


2019年7月発行

見ろよ声はくりかえしくりかえしているよ。

夕方突っ立つアスファルトから見える山じゅうセミの声は上から下線を描いている。
声は知っている、わたしの生まれる前、山からは何が見えてたか。わたしがいない道路にも夏のごと、線を下ろしていたから。

 

27号 集めて集めまた入りきらないのが夜。


2019年3月発行

集めて集めまた入りきらないのが夜。

夕方が間に合わない足を引きずり夜へ行く山おびただしい木と木の根もと黒だまりでは
うぶ声といっていい声がしてるんだけど
知っている音にない声なので気づいたつもり、かたつむりが這っているとか
枯葉の一枚がいま割れたと言っておさめているのだ。

 

26号 波、知らぬ波、生きもの。


2018年12月発行

波、知らぬ波、生きもの。

待つ、とは自分が「動く」を取れないのだから、時間を
まわりに頼らなくてはいけない。
波のすじやテトラポット、バス停台コンクリート、座り込んでる床の木目に自分を組み込んで、
風景が代わって経たせてくれるよう託さなくてはいけない。

 

25号 ごらん、また耳ぎわが夜に入る。


2018年7月発行

ごらん、また耳ぎわが夜に入る。

ひとりの耳、うしろにできる夜は
今がどこか知ろうにも暗い
ひとりが持つにはあんまりに長い
耳のきわの影が作るまるい夜の池

 

24号 名を付く前に。


2018年3月発行

名を付く前に。

ひとりの次の単位として
ふたり。性別や組み合わせはどのようであってもよい。
ひとりは常におどろいた顔をしていた。おどろくことが仕事であった。ひとりはいつもうなずいていた。
脚立の三角に入って遊んだ。

 

23号 わたしはこわいこわい、


2017年12月発行

わたしはこわいこわい、

今外見はぬれた段ボールくらいたわむ材料のわたしはひたすらこわいこわいでできている、身体たわむたわむ、歩くのはこわいを掻くこと、息を吸うのはこわいを細く吸い上げることでいる。

 

22号 獣鳴る。(けもなる)


2017年7月発行

獣鳴る。(けもなる)

夜の山で鳴る音が音が
形をとるならばやわら
かい肉をしていて
食べる音は食べられる
音の内もも浮いてくる
筋肉見惚れなぞるすぐ、
違いは交代する。

 

21号 ぬれてるのも知らない。


2017年3月発行

ぬれてるのも知らない。

夕方灰がかった景色がぬれていく吸う鼻にこまか雨粒、が吸う息も何千もの雨粒、雨のにおいする。

 

20号 人差指縦一本線夜、横一本線土。


2016年12月発行

人差指縦一本線夜、横一本線土。

夕方から夜になる山はあまりに静かが過ぎて心ぼそいのがそのうち自分以外の生きものでうねる空気その練りの層がわかると小さな音でも刺さり身体にはじけて痛いほど。

 

詩集 腕を前に輪にして中を見てごらん。


表紙装画 清水あすか
装丁 清水あすか・南海タイムス社
発行 2016年 南海タイムス社
公式ページ http://shimizuasuka.web.fc2.com/shishu/udewomaeni/udewomaeni.html

 

【通販のご案内】

⬛︎ 詩集『腕を前に輪にして中を見てごらん。』 1冊 税込1,980円 1冊からご注文を承ります。
送料は、200円です。
(クリックポスト/追跡可/郵便受け投函/『空の広場』同梱の場合も、送料は200円です。)

⬛︎ ペーパー『空の広場』は、1冊 税込220円 「空の広場」のみのご注文は4冊以上でお願いします。
送料は、4〜8冊まで140円(定形外郵便)でお送りできます。
9冊以上は、200円です。(クリックポスト)

Hygge(ヒュッゲ)あたみらへん

東京はまだですが緊急事態が少しずつ解除されるようです。
でも、ウイルスが消えたわけではないのでもうしばらく「おでかけ」は控え、そのぶん妄想を膨らませるのが吉かなと。

さて、あたみ、らへんから、フレッシュなZINEの2号が届いています。
タイトル「Hygge」は、ヒュッゲと発音します。デンマークのことばで、“あたたかく居心地のいい雰囲気や関係”などを意味し、他の言語には置き換えられない単語だそうです。
「らへん」なゆるさがタイトルからして居心地のよさを感じます。
熱海ご出身の国分美由紀さん(主にテキスト担当)と大沼園子さん(デザイン担当)のお二人が発行なさっています。

ここ数年「熱海」が熱いらしい、というウワサをしばしば耳にしますが、果たして。
創刊号の「あたみらへんの食べものがたり」、最新2号の「あの人の仕事/大人の社会科見学」
どちらにも共通して言えるのは、「人」がとても魅力的ということ。真剣で朗らか。
そして遊び心あるデザインは手にしていて気分があがります。

陽射しも強くなって外に誘われますね。そんなとき、まずは「Hygge」を開いてみてください。
かなり充実した机上旅行がたのしめるはずです。

このページ一番下にご注文フォームがございます。

Hyggeあたみらへん 公式サイト:https://www.hyggeatami.info/
インスタグラム:hygge_atami
各号定価 1,100円(税込)
送料 200円

最新号 2号 特集:あの人の仕事/大人の社会科見学

— もくじ —
●特集01「あの人の仕事」
松崎工房/たなかきょおこ/BACCO Design & Illustration/SCRUMPCIOUS/真鶴出版
書肆ハニカム堂/芹沢パッケージ

●特集02「大人の社会科見学」
伊豆急 検修工場/反射炉ビア/加藤兵太郎商店/戸田塩の会/MOA美術館

あたみらへんの人:大木真実
(スキマcinema/NUMAZU DESIGN CENTER)
あたみらへんの宿:ロマンス座カド
やさいとことをつなぐ旅:増島農園
「そう、ボクとユカが出会ったのは……」奥川純一
and more!

A5/84P/1,100円(税込)

 

創刊号 特集:あたみらへんの食べものがたり

— もくじ —
●特集「あたみらへんの食べものがたり。」
●ヒュッゲな時間を味わうアウトドアごはんのすすめ

interview ぬまづの、おだし/山田食堂
〆竹商店/Beehive/堀江養鶏/渡辺ハム工房/湯河原 十二庵/ダイロクキッチン

●地元のお酒、飲んでる?
●日々のごはん、 わたしのごはん。

やさいとことをつなぐ旅
あたみらへんの人:大くまのりこ
あたみらへんの宿:LODGE MONDO-聞人-
「そう、ボクとユカが出会ったのは……」奥川純一
and more!

A5/72P/1,100円(税込)

 

【Hygge あたみらへん ご注文フォーム】

お支払い方法:銀行振込のみ(ゆうちょ、三菱UFJのいずれか)
送料:200円(クリックポスト/追跡可/郵便受け投函)
(4冊まで200円でお送りできます。)

自動返信は設定しておりませんので、ご返信にお時間がかかる場合がございます。
36時間以上経過しても返信が届かない場合は、お手数ですが、
koshohoroアットマークgmail.comまでご連絡ください。

最新 2号「あの人の仕事/大人の社会科見学」(必須)

創刊号「あたみらへんの食べものがたり。」(必須)

写真家・高橋美香さんのご著書2タイトル

ツイッターでご紹介させていただいたクルド人のおかあさんによる 伝統レース編み「オヤ」のネックレスは、もともと写真家・高橋美香さんがクルド人ご家族の支援のため販売サポートしているもので、高橋さんの本の編集をしている友人を通して、当店でもお取り扱いさせていただきました。

高橋美香さんのご著書は、微力ながら当店にも並べていますが、お客さまをお迎えできない現状のため、通販でお求めいただけるようにしました。

下の画像は、クルディスタン(国を持たないクルド民族の生活圏)と高橋さんが取材を続けるパレスチナが載っている地図を探して出てきたものです。手元にあったものなので、第一次世界大戦後の情勢地図です。

【新刊】『パレスチナの ちいさな いとなみ』 1,980円(税込)

昨年かもがわ出版より上梓された皆川万葉さんとの共著です。
“紛争、封鎖、占領、抑圧という辛く悲しい現実のなかにも、パレスチナの人々を支える仕事があり、働く人びとには笑顔があります。”と帯にもあるように、この本に登場するのは、俳優さん、パレスチナの伝統スカーフ工場の経営者、コーヒー屋台のお兄さん、2017年にバンクシーがオープンさせたという「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」のドアマン、イスラエル軍の尋問が原因で旦那さんを亡くしてしまった6人の子を持つ難民キャンプのお母さん、さまざまな人々です。計り知れない苦難を抱えながらも、慈しみ深い笑顔が印象に残ります。
後半にはパレスチナの歴史、一問一答コーナーもあり、お子様と一緒に考えるのにも役立ちそうです。

かもがわ出版詳細ページ⇒

ご注文は、こちらのページ一番下の専用フォームよりお願い申し上げます。

『パレスチナ・そこにある日常』(古本) 1,100円(税込)

パレスチナ、イスラエル、エルサレム、、頭の中のこんがらがった糸を整理してくれたのが(とはいえ宗教、民族が複雑に絡む情勢はいまだに理解しきれてはいませんが)、『パレスチナ・そこにある日常』でした。
上の地図と、こちらの本の巻頭イラスト地図の違いだけでも、パレスチナの激動がうかがえますが、『パレスチナ・そこにある日常』には、住む土地を制限され、生活も命も脅かされながら、希望を失わずに生きる人々の姿が高橋さんとの交流を通して活写されています。
この本の中に出てくるコーヒー屋台のまだ学校に通っていた長男が、『パレスチナの ちいさな いとなみ』では成長し、立派に店を切り盛りしているのに気がついたときには胸が熱くなりました。

未來社詳細ページ⇒

イラスト:早川拓司
初版帯 帯に折り目がついています。カラー写真32pあり。

【通販のご案内】

 [お支払い方法] 銀行振込のみ(ゆうちょ、三菱UFJ)
 [送料] 200円(クリックポスト/追跡可/郵便受け投函/2冊ご注文いただいても送料は変わりません。)

★ ちょっとお得
 『パレスチナの ちいさな いとなみ』『パレスチナ・そこにある日常』セットで
ご注文の場合は、合計金額から、80円引きいたします。
  ⇒ 1,980円 + 1,100円 − 80円 + 200円/送料 = 3,200円

 

 

【高橋美香さんご著書専用ご注文フォーム】

(新刊)パレスチナの ちいさな いとなみ 税込1,980円

(古本)パレスチナ・そこにある日常 税込1,100円(必須)

折り返しお振込み先のご案内をお送りいたしますが、
自動返信は設定しておりませんので、ご返信に少しお時間をいただく場合がございます。

音の台所さんの新刊絵本『くもこちゃん』

えほん『くもこちゃん』

作・絵:音の台所 発行:七月堂
税込 990円(本体 900円)
送料 200円(クリックポスト/郵便受け投函/追跡可)
*お届け先の郵便事情(郵便局閉鎖など)により、お届け方法を変更する可能性もございます。

市場の古本屋ウララ店主・宇田智子さんのエッセイ「くもこ」から着想をえて出来上がった絵本です。

 

「くもこ色」それは、むかし沖縄で美しい色を意味することばでした。
首里城、ヤンバル、夜光貝など、美しい色をからだに映しながら、くもこちゃんは空を漂い旅します。
巻末の「くもこ辞典」が秀逸です。各ページの絵をより深く識ることができますよ。

お篭りの日々ですが、ふわりふわり、くもこちゃんに身を任せ、絵本の中の沖縄を旅してみませんか ☁︎ ☁︎ ☁︎
 
『くもこちゃん』のツイッターアカウントもできたそうです。@kumokochan2020
空の上のこと 空の下のこと ぽつりぽつりと つぶやきます☁︎ ☁︎ ☁︎

昨年、第一牧志公設市場の最終営業日まで、市場の古本屋ウララさんの店内で行われた音の台所リトグラフ展『市場のねこ』からつくられたポストカード2点、「市場のアーケード」「市場のパラソル通り」(各 税込150円)も同梱できます。(同梱しても送料は変わりません。)

【絵本『くもこちゃん』専用 通販お申し込みフォーム】

自動返信は設定しておりません。
お手数ですが、1、2日経過してもご返信がない場合は、koshohoro(あっとまーく)gmail.comまでご一報ください。

吉上恭太 1st CD『On Shinobazu Book Street』

  1. しのぶしのばず
  2. いつもまんぷく
  3. ぽるかどっつ
  4. ほしどろぼう
  5. ぼくらのあやまち
  6. おはなしこまちゃん
  7. かもつせん
  8. もうすぐあめ
  9. ほんとうたと
  10. なんだ
  11. ほたる
  12. ぼやーじゅ
  13. しのぶしのばず

Bonus Tracks
01. しのぶしのばず
02. ボッサ・デ・シノバズ
03. 不忍の子守唄

『On Shinobazu Book Street』 1,500円(+消費税)
Shinobuphon Records SBP-1001 2013年

ジャケット画 保光敏将
デザイン 板谷成雄
ライナーノーツ 南陀楼綾繁 宮地健太郎

吉上恭太さんのブログ「昨日の続き」2013年 10月 24日 初めてのCDです!レコ発ライブもあります!